【岡崎城の観光ガイド】徳川家康ゆかりの名城と桜の絶景に出会う
265年続く江戸幕府を開いた徳川家康(とくがわいえやす)。 その徳川家康が生まれた場所こそが、愛知県の岡崎市にそびえる「岡崎城」だ。 歴史の深さはもちろん、建築物としての壮大さには目を見張るものがある。 趣向を凝らした展示も見どころで、観光スポットとして楽しめる魅力が多い。 この記事では「岡崎城」の見どころや、お勧めの観光シーズンなどを詳しくご紹介。 「岡崎城」や周辺の観光スポットを訪れる前に、知っておくべき情報を把握しよう。
尾張徳川家に受け継がれてきた宝物の数々を所蔵し公開する美術館。19代当主徳川義親が大名文化を後世に伝えることを目的として、1935年に開館した。
徳川家康から尾張徳川家に分与された刀剣、武具、茶道具、能道具などの名品たち。さらには尾張徳川家歴代当主や夫人たちの遺愛品なども加えて、1万件余りの大名道具・美術品のコレクションを所蔵している。
『源氏物語』を絵画化した作品として現存最古の国宝である「源氏物語絵巻」を筆頭に、所蔵品には国宝9件、重要文化財59件、重要美術品46件の貴重な品々を多く含む。
第一展示室には武士のシンボルである武具を展示。特に刀剣のコレクションは1000振近くと、日本でもトップクラスの所蔵数を誇る。
さらには名古屋城二之丸御殿内の鎖の間と書院を復元し、そこで用いられていた茶道具や掛軸などを見られる第三展示室をはじめ、尾張徳川家の威厳を感じさせる展示内容にただただ圧倒される。能舞台や能面、豪華絢爛な衣装を見られる第四展示室も必見だ。