道の駅 第九の里 物産館

第一次大戦中に捕虜となったドイツ兵を収容していた板東俘虜収容所跡を整備した、ドイツ村公園内にある道の駅。ベートーヴェンの交響曲「第九」が、アジアで初めて鳴門市で演奏されたことにちなんで、「第九の里」という名になったそう。

物産館の建物は、国の有形文化財にも登録される旧板東俘虜収容所の兵舎（バラッケ）の一部を移築して利用。歴史を感じる建物内で、徳島の特産品すだち、なると金時など地元産の旬の農産物はもちろん、お土産にぴったりの銘菓や加工品など、ショッピングが楽しめる。

軽食コーナーもあり、ドイツのソーセージを使ったホットドッグやドイツビールなど、ドイツにちなんだメニューも揃う。周辺には、第一次世界大戦中に捕虜となったドイツ兵との交流にまつわる資料などを展示する「鳴門市ドイツ館」もあるので、鳴門観光の立ち寄りスポットとしても最適だ。