「片山津温泉」「山代温泉」「山中温泉」「粟津温泉」という4つの温泉地で構成されている加賀温泉郷。場所は、石川県の県庁所在地である金沢から新幹線でおよそ20分。加賀百万石ならではの洗練された伝統文化がエリア全域に息づいており、絵付・ロクロ体験ができる九谷焼の窯元をはじめ、パワースポット、城下町、漁港などが点在し、温泉以外の楽しみも盛り沢山。
「片山津温泉」は、日本三大霊峰のひとつ「白山」を望む湖畔に佇んでいる名湯。共同浴場の総湯は、建築家の谷口吉生氏が手がけたガラス張りの建物が特徴で、湖・空・森といった周辺の自然を感じつつ、開放感あふれるひと時を過ごすことができる。
総湯のまわりに温泉宿や商店が立ち並び、昔ながらの温泉文化を満喫できるのが「山代温泉」の魅力。明治時代の総湯を現代に蘇らせた「古総湯」で、ノスタルジックな気分に浸れるはず。
「山中温泉」は、松尾芭蕉も魅了したという逸話が残る出で湯。入浴の合間には、温泉街の観光名所「鶴仙渓」に設置された川床に立ち寄って、川のせせらぎを眺めながら風雅な癒しを満喫しよう。
各温泉の効能を比べながら、湯めぐりを楽しみたいのであれば観光チケット「加賀温泉郷パスポート」を利用するのがおすすめ。温泉施設を含む、22か所のスポットの中から好みを3つ選んで入館ができて800円というプライスは超お得! 販売場所は加賀温泉郷の公式HPをチェック。
ポイント
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歴史ある4つの温泉地で構成されている、北陸を代表する温泉郷。
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九谷焼の窯元など、観光スポットが多数あり。温泉以外の楽しみもたくさん。
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湯めぐりを満喫するのであれば「加賀温泉郷パスポート」の利用がおすすめ。