外部メディアと連携して情報を補完していく重要性を感じます。

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

Interviewee:
ハウステンボス株式会社 営業本部 国際マーケティング部 部長 中山直幹氏
同 国際コミュニケーションチームリーダー 樋口英里奈氏
インタビュー日:2026年2月2日

長崎県佐世保市にあるハウステンボスは、オランダの街並みを再現した日本最大級のテーマパーク。風車や運河が彩るヨーロッパの世界観の中で、四季折々の花々や日本屈指のイルミネーション、最先端テクノロジーを活用したアトラクション、上質なホテルステイやグルメを楽しめる“滞在型リゾート”として進化を続けています。昼は華やかなフラワーフェスティバル、夜は幻想的な光の演出が広がり、非日常の体験を求める国内外の旅行者を魅了しています。今回、ハウステンボスの訪日旅行者のマーケティングを手掛ける中山氏と樋口氏にお話を伺いました。

ハウステンボスを代表する見どころ「フラワーロード」
ハウステンボスを代表する見どころ「フラワーロード」

― 訪日外国人旅行者の来場動向はいかがでしょうか。

コロナ禍前は、中国大陸からの団体のお客様が中心でしたが、現在は韓国および台湾のFIT(個人旅行者)の方が多くを占めています。また、アメリカや東南アジアの国々(フィリピン、シンガポール、インドネシア)からの来場者も好調に推移しています。団体旅行からFIT化(個人旅行化)が進むにつれて、多世代の親族旅行やSNS映えを意識した若年層のカップル、女子旅など、その層も変化してきています。

国・地域によって旅程の組み方や目的が異なるという
国・地域によって旅程の組み方や目的が異なるという

― 園内のどのようなスポットが人気でしょうか。

ミッフィーの誕生日(6月21日)に合わせて2025年にオープンした「ミッフィー・ワンダー・スクエア」が好評です。世界唯一*のミッフィーエリアということで多くの国・地域の方にお越しいただいていますが、特に台湾市場において圧倒的な支持を獲得しています。

*独自のライドやアトラクションがあるエリアとして

ミッフィーグッズは限定商品をはじめ充実のラインアップ
ミッフィーグッズは限定商品をはじめ充実のラインアップ

また、「スカイカルーセル」も注目を集めています。日本唯一かつ、「木造3階建て」としては世界に3台しか存在しない極めて希少価値の高いカルーセル(メリーゴーランド)です。海外アーティストのミュージックビデオに採用されるなど、ビジュアル面でのブランド価値が高まっています。SNSのリール動画で400万回再生を超えるバズが発生したこともありました。

夢のような雰囲気を醸し出す夜の「スカイカルーセル」
夢のような雰囲気を醸し出す夜の「スカイカルーセル」

― 訪日外国人旅行者向けのデジタル戦略にも力を入れているとお聞きしました。

そのように考えています。これまで海外からのウェブ検索結果で、自社公式サイトが1ページ目に表示されないというSEO上の課題がありました。また、ハウステンボスだけでなく地域全体を目指してもらえるようなコンテンツ作りについては、自社公式サイトだけでは限界があるので、外部メディアと連携して対応していくことが重要と考えています。

ハウステンボス前後の過ごし方の提案が旅行者には必要、と語る中山氏
ハウステンボス前後の過ごし方の提案が旅行者には必要、と語る中山氏

― GOOD LUCK TRIPにどのような点を期待しますか?

「GOOD LUCK TRIP」のドメインパワーを活かした海外SEOや公式サイトへの流入、そしてAI検索への最適化についても関心と期待を寄せています。「九州でおすすめのテーマパーク」をユーザーがAIに尋ねた際にハウステンボスが確実に提案されるような状態を目指したいですね。
また、掲載したGOOD LUCK TRIPの記事は非常に網羅的でわかりやすいので、海外で説明する際の資料としても利用価値が高いと感じています。

― 訪日外国人旅行者にどのような過ごし方をおすすめしたいですか?

滞在型のリゾートテーマパークとして、楽しい時間をゆっくりと過ごしていただきたいと思っています。併設するホテルに滞在することで、夜の魅力を存分に味わっていただけます。先ほどお伝えしたスカイカルーセルや花火、イルミネーション、ナイトショーなど、日中とは違うハウステンボスの表情に出会えます。
東アジアの国の方々には、「こんな近くに、こんな非日常を感じられる場所があるのか」と思っていただけるのが理想です。

周辺の観光地と合わせて滞在価値を最大化していく必要性を語る樋口氏
周辺の観光地と合わせて滞在価値を最大化していく必要性を語る樋口氏