公式が監修した記事をAIが参照するという流れは、正しい情報を多くの方に届ける事につながります。

公式が監修した記事をAIが参照するという流れは、正しい情報を多くの方に届ける事につながります。

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

Interviewee:
新潟県十日町市 産業観光部 文化観光課
芸術祭企画係(大地の芸術祭実行委員会事務局)
主事 富田綾美氏
インタビュー日:2026年3月27日

「大地の芸術祭」は、新潟県越後妻有地域で2000年に始まった世界最大級の国際芸術祭。里山の自然や地域文化を舞台に、国内外のアーティストが作品を展開する。過疎化が進む地域の再生や交流創出を目的にするこの取り組みに、3年に一度開催されるイベントでは多くの来訪者が集まる。今回、大地の芸術祭実行委員会事務局を務める十日町市産業観光部文化観光課の富田氏に、訪日外国人集客への取り組みについてお話を伺った。

大地の芸術祭の玄関口・拠点となるのは「十日町エリア」
大地の芸術祭の玄関口・拠点となるのは「十日町エリア」

― これまで「大地の芸術祭」を訪日外国人旅行者はどのように楽しまれていましたか。

中華圏を中心に、世界各国からお客様に来ていただいています。オフィシャルツアーに参加いただく方が多いですが、家族連れやおひとりで作品巡りを楽しんでくださる方も少なくありません。また、三年に一度の本祭年には、こへび隊(芸術祭サポーター)にも多くの外国人の方からご参加いただいております。時には、作品受付を担当した外国人サポーターさんが、同国の方をお客様として迎え、歓談することもあります。

美しい景色と出会えるパノラマステーション(マ・ヤンソン / MADアーキテクツ「Tunnel of Light」photo by Nakamura Osamu)
美しい景色と出会えるパノラマステーション(マ・ヤンソン / MADアーキテクツ「Tunnel of Light」photo by Nakamura Osamu)

― 訪日外国人旅行者の認知促進はどのようなきっかけで取り組みをはじめたのでしょうか。

昨今、訪日外国人旅行者の方から多く来場していただいている状況に対して、公式として多言語での情報発信が十分に行えていないという課題がありました。2027年に開催予定の本祭へ向けて、ここにまず取り組んでいかなくてはいけないということで、内部で検討を行いました。

これまでは海外メディアに向けた営業等を県や省庁等と協力しながら行ってきたと話す富田氏
これまでは海外メディアに向けた営業等を県や省庁等と協力しながら行ってきたと話す富田氏

― 情報発信領域において「GOOD LUCK TRIP」をお選びいただいた理由や印象に残った点を教えてください。

多言語の観光情報発信媒体で、特に中国語繁体字圏でのGoogle検索に強いことに加え、「地球の歩き方」の運営する、インバウンド向けサイトであるということへの信頼感もありました。
大地の芸術祭は、もちろんアートを目当てに気軽に訪れていただいても十分楽しめるのですが、開催の背景や地域とのつながり等を知っていただくことで、より深い魅力を感じていただくことができます。そのため、「大地の芸術祭とは」という芸術祭自体の紹介部分には特にこだわりを持って、こちらからも手を入れさせていただきました。校正が複数回にわたり、大変お手間を取らせることになったのですが、「より良い記事にすることができ何よりです」と前向きなお言葉をいただいたのが、制作の過程で印象に残っています。

ネイティブ目線の翻訳反映は頼もしかったという
ネイティブ目線の翻訳反映は頼もしかったという

― Google検索での上位表示、AI検索での表示を実現しております。

Google検索での上位表示は、さすがという結果でした。また、AI検索での表示についていち早く対応されているということでデータもいただきましたが、確かに多様なAIが今回作成していただいた記事を参照していることが分かりました。事務局が校正に入った記事をAIが参照するという流れは、正しい情報を多くの方に届ける事につながりますので、大変ありがたいです。

今回、完全ガイドという形でしっかりした記事を作っていただきましたので、これはぜひともオウンドメディアでも活かしていきたいと思います。また、今度はもっと軽い記事も、という相談もしていますので、例えばモデルコース記事などを作成して、そこから今回の記事に誘導することも考えています。

「大地の芸術祭完全ガイド」として記事の制作を行った
「大地の芸術祭完全ガイド」として記事の制作を行った

― 今後、さらに「大地の芸術祭」を訪日外国人旅行者にどのように楽しんでいただきたいですか?

「大地の芸術祭」は日本の地域芸術祭の先駆けとして、これまでありがたいことに国内外の多くの自治体等からご注目いただいてきました。今後は、訪日外国人旅行者、特にリピーターの方々が地方に足を運んでいるという時流に乗って、こうした旅行者の皆様からも「アートを道しるべに里山を巡る旅」を楽しんでいただければと思います。

訪日リピーター層と地域芸術祭の相性の良さに可能性を見出す富田氏
訪日リピーター層と地域芸術祭の相性の良さに可能性を見出す富田氏