
多島美と特異な歴史文化が魅力!天草の人気観光スポット11選
熊本県の南西部にある「天草」は、自然に恵まれた風光明媚な諸島。 エメラルドグリーンに輝く海と多島美の絶景が人々を魅了する。 歴史的にはキリシタン文化の重要拠点として有名なほか、マリンレジャー・グルメなど見どころが満載で、楽しみの幅が広いのも特徴だ。 この記事では、天草の魅力や人気の観光スポット・飲食店を中心に紹介していく。
有明海に浮かぶ周囲約4kmの離島で、島民と同じくらい(約200匹)の猫がいることから「猫島」とも呼ばれる。猫は大切に扱われていて、観光客にも慣れている。猫と島民たちとの時が止まったかのような、のんびりとした暮らしが垣間見られるすてきなスポットだ。
島には歴史も豊富で、島原・天草一揆の際キリシタンの人々がこの島に集って蜂起参加や戦略を話し合ったことから「談合島」とも呼ばれている。武器製造に使われた鍛冶水盤や、かまぼこ型のキリシタン布教師の墓碑など、島の歴史を物語る遺跡が今も見られる。
また、有明海の入口を守る白亜の湯島灯台や、あこう樹の防風林などもこの島の見どころになっていて、イルカウオッチングや、季節によりタイ釣りなども体験できる。
新鮮な魚介類はもちろん、冬季のみ味わえる「梨のように甘い」といわれる幻の大根、湯島大根など、島のグルメを目当てに訪れる人も多い。小さい島ながら民宿も数件ある。
船を降りるとたくさんの猫たちが出迎えてくれる
大正時代に建てられ当時のレトロな姿を保つ湯島灯台
約200匹の猫と人間が仲良く暮らしている
この島は猫が主役!
天草四郎が談合を開いた歴史の舞台でもある