
【春の北海道観光ガイド】桜咲く春を迎える、雪解けの北海道温泉旅
日本最北の大地・北海道は、雄大な自然と街の魅力が共存するエリア。札幌や函館の歴史的な街並み、湖や温泉が点在する道央の風景など、旅の目的によって多彩な景色が待っている。全国の中でも春の訪れが遅い北海道では、雪解けとともに大地がゆっくりと色づき始め、道南から道北へと桜前線が駆け上がる。

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。
函館空港から車で5分の由緒ある温泉街で、疲労回復と癒しの時間を。
年間135万人もの人が訪れる「湯の川温泉」は、北海道の三大温泉郷のひとつとして名を連ねる名湯だ。1653年に、松前藩主九代・高広の難病を湯治によって全快させたことが発祥と伝わっている。箱館戦争の際には、旧幕軍の榎本武揚も浸かって湯治をしていたとも言われており、その高い効能を求めて足を運ぶ人も多い。
お湯は無色透明で無臭、しっとりとした肌触りが特徴。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、保湿効果が高いことから湯冷めがしにくく、よく温まるとして評判を得ている。リュウマチや打ち身、肩こりや胃腸炎などさまざまな症状に効くとされており、これまでに多くの人の病を治し、癒してきたことも有名だ。
1886年に湯治場が開業されて以降は、湯の川温泉を中心に料理店・宿・商店などが続々と開業し、現在のような歓楽地として栄えるまでに至った。周辺に観光の見どころも多く、熱帯植物園や香雪園、トラピスチヌ修道院など様々なジャンルの施設が点在している。北海道で唯一の国宝「中空土偶」のある南茅部縄文遺跡群への観光拠点としてもおすすめ。宿も加盟施設だけで18の宿があるので、それぞれに工夫を凝らしたおもてなしで迎えてくれる。

かつて松前藩主が難病を湯治したとされる名湯の地。夏には夜風が心地いい

「サル山温泉」が人気の函館市熱帯植物園も湯の川温泉街の一角に位置する

市電「湯の川温泉電停前」には無料開放の足湯も

イルミネーションや花火大会など季節によって開催されるイベントにも注目