
【春の福岡県観光ガイド】桜と名城、歴史を楽しむ春さんぽ
九州の玄関口として知られる福岡県は、古くから城下町として栄えた福岡市を中心に、歴史と文化が息づくエリアだ。櫛田神社や筥崎宮など市内の名所をはじめ、太宰府天満宮や小倉城など県内各地にも歴史の香りが漂う。春は桜が名城や街並みを彩り、穏やかな陽気の中で散策が楽しくなる季節。名城と史跡を巡りながら、福岡の歴史をたどる春さんぽへ出かけよう。

直方市役所前にある「遠賀川河川敷公園(中之島)」で開催される春の一大イベント。市民ボランティアの協力で植えられた約15万球のチューリップが鮮やかに咲き誇り、春の訪れを感じさせてくれる。
赤、黄色、ピンクと色とりどりのチーリップが一面に広がり、まるで花の海のような景観は圧巻。タイミングが良ければ、満開の桜や菜の花とのコラボレーションが見られることもある。
期間中の週末には、会場で地元の団体によるステージショーを開催。広大な芝生広場もあり、シートを広げてピクニックを楽しんだり、花畑を散策したりと、春らしいのんびりとしたひとときを過ごすことができる。
チューリップフェアが開催されるのは毎年3月下旬から4月上旬だが、イベント終了後もチューリップは自由に観賞可能。例年見頃は4月中旬頃までだ。

色とりどりのチューリップが風に揺れる美しい光景

映えるフォトスポットも用意されている

キッチンカーが出店する年もある