
【千葉で出会う意外な体験9選】東京のすぐ隣にこんな世界が
東京のすぐ隣にありながら、まったく異なる時間や風景が広がる千葉県。加曽利貝塚博物館や大山千枚田といったスポットでは、古代の痕跡や人の営みが今も具体的に残る。さらに、千葉神社や葛飾八幡宮の門前には、長く続く祈りの時間が息づく。花と自然に包まれる景色や、大地の起伏がつくるダイナミックな風景も点在し、ひとつの県とは思えないほど体験の幅が広い。

加曽利貝塚は縄文時代の貝塚と集落の遺跡。2017年には国の史跡のなかでも、特に重要な特別史跡に指定された。
貝塚とは貝殻が大量に捨てられた跡のこと。貝のアルカリ成分が酸性の土を中和させるため、一般に遺跡では残ることが少ない動物の骨や人骨、歯・牙・角などが保護され、溶けずに残されているのが特徴だ。縄文時代、千葉市には多くの人々が住んでいたと考えられ、市内では120以上の貝塚が発見されている。連結する北貝塚と南貝塚を合わせると、加曽利貝塚は日本最大級の大きさを誇る。
加曽利貝塚では、明治時代から現在まで何度も発掘調査が行われてきた。土器や石器・土偶などの出土資料を見ることができる博物館、竪穴住居跡や貝層断面の野外観察観覧施設、竪穴住居の復元集落などがあり、縄文時代にタイムトリップできる施設になっている。
体験講座やイベントも随時行われ、楽しく体験しながら学ぶことができる。

南貝塚貝層断面観覧施設

復元住居

空からみた加曽利貝塚 (平成8年撮影)

加曽利北貝塚の屈葬人骨

縄文時代中期後半の土器、加曽利E式土器