鬼怒川ライン下り

関東平野東部を北から南に流れる鬼怒川。利根川の支流のひとつで176kmと最長の距離を誇る。川沿いには高さ100mもの巨岩「楯岩」があり、その周辺は四季折々の美しい風景が見られる。

そんな鬼怒川の自然美と迫力を間近で体験できるのが「鬼怒川ライン下り」。奇岩が織りなす鬼怒川の渓谷を、船頭さんの巧みな櫂さばきで豪快に下る約40分のアトラクション。

4〜6月はコンサワ、ムラサキカシオ、マメザクラ、カスミザクラ、フジの花の季節。7〜8月はウツギ、マタタビ、ガマズミなどの花に加えてアユやカワセミなど生き物に出合えるチャンスも。9〜11月はその表情をがらりと変えて、深紅に染まる紅葉の渓谷の中を進む。フヨウの花やアオサギ、セキレイなども見られる。

4〜11月下旬までの期間限定の営業。自然を堪能したい人はもちろん、ライン下りそのものも豪快な迫力。子どもから大人まで楽しめるアトラクションだ。