蘭蘭
遠眺櫻島加上藍天白雲,畫面反差卻超級美。
鹿児島のシンボルであり、今も噴煙を上げる活火山「桜島」。数世紀に渡って海に浮かぶ孤島だったが、1914年の大噴火で大量の溶岩が流れ出し、桜島と烏島との間の海峡を埋めて地続きになったという。
その溶岩が固まり平原を形成した場所に設けられているのが「烏島展望所」。周囲はかつてそこが海の上だったことが信じられないほど、ゴツゴツとした黒っぽい溶岩で埋め尽くされ、噴火から100年以上経ったことを示すように草木やクロマツに覆われている。
穏やかな錦江湾、海へと続く溶岩原、雄大な桜島、どの方向を見ても、雄大な景色の素晴らしさはこの上なし。円錐型の桜島の姿が目の前に広がるだけでなく、波静かな錦江湾も一望できる。噴火のすさまじいパワーを心から実感できるスポットを訪れて、大自然の壮大なスケールのパワーを身近に感じられるいい空間だ。
桜島南岳の火口が目の前に広がる © K.P.V.B
遠眺櫻島加上藍天白雲,畫面反差卻超級美。