ポロト湖

北海道白老町の南東部に位置する、周囲約4kmの淡水湖。「ポロト」とはアイヌ語で「大きい湖」を意味し、西側には「小さい湖＝ポント」が隣接している。

湖の北側にある湿地帯は、ミズバショウの群生地として知られ、毎年５月頃になると白い花が咲く風景を見ることができる。白鳥、オジロワシなどの野鳥が観察できるほか、ヤマメやワカサギなどの淡水魚も生息。周辺には、ミズナラやカエデが生育する自然休養林・ポロトの森が広がり、遊歩百選にも選ばれる1周約6kmの遊歩道が整備されているので、森林浴をしながら散策を楽しもう。

夏にはカヌー、冬にはワカサギ釣りといったアクティビティもスタンバイ。湖畔には宿泊施設やキャンプ場があるので、ゆっくり滞在するのもおすすめだ。アイヌの歴史や文化を伝えるウポポイ（民族共生象徴空間）にもぜひ立ち寄りたい。