
昭和5年(1930)に建てられた旧・米子市庁舎を活用した「米子市立山陰歴史館」は、歴史建築としての魅力と地域文化を伝える展示が融合した観光スポット。
設計を手がけたのは、大隈記念講堂や日比谷公会堂で知られる佐藤功一。赤レンガ色タイルが印象的な外観は、水平と垂直のラインを巧みに使い分け、当時の山陰随一のモダン建築と称された。内部の手すりや通路にも、曲線を活かした職人の技が光る。
現在は市の有形文化財として保存され、米子の都市景観を象徴する建物として親しまれている。館内には、米子城関連資料や昭和の暮らしを物語る生活用具などを収蔵。展示は「米子城物語」「なつかしの生活用具」などテーマ別に構成され、米子市指定有形文化財「桃形兜」など貴重な文化財も間近で見ることができる。
展覧会の図録や郷土史に関する図書、鉄道グッズの販売などもあり、観光客も地元の人も気軽に楽しめる歴史館となっている。
ポイント
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昭和初期に建てられた旧米子市庁舎を活用した、赤レンガが印象的な歴史建築。
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米子城関連資料や昭和の生活用具など、地域の歴史を伝える常設展示が充実。
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Nゲージ鉄道模型の操作体験(随時開催)など、親子で楽しめる体験プログラムも開催。
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市街地からアクセスしやすく、観光とあわせて気軽に立ち寄れる歴史スポット。
写真
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赤レンガが遠くからでも目を引く、米子市のシンボル的存在
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明治から昭和40年代の学用品を展示する小学校風の展示
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日本の昔話に出てきそうな展示も
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米子城の復元模型を見ることができる
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市指定有形文化財の「桃形兜」
公式FAQ
よくある質問に対する掲載施設の回答です。
Q
エリア内で利用可能な無料Wi-Fiはありますか?
無し。
Q
コインロッカーはありますか?
無し。
Q
喫煙スペースはありますか?
無し。
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 米子市立山陰歴史館
- 郵便番号
- 683-0822
- 住所
- 鳥取県米子市中町20
- 電話
- 0859-22-7161
- 定休日
- 火曜日、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
- 時間
- 9:30~18:00(最終入館17:30)
- 料金
- 常設展観覧無料(企画展・特別展は別途料金の場合あり)
- アクセス
- JR「米子」駅から徒歩約15分
- 公式サイト
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