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    風雨の中の高千穂峡には、また違った詩情がありました。

    20260627、熊本城の朝にかかった貴重な虹に迎えられ、人生初の日本・九州旅行が幕を開けました。旅の流れで宮崎県の高千穂峡へ。道中は台風ミクラーの外側の雲に覆われ、しとしと雨が降り続いていましたが、そのおかげで山々の緑はいっそう鮮やかに見え、峡谷には雲霧が立ちこめ、まるで水墨画のようでした。轟々と流れる渓流を前に、真名井の滝を近くで眺めることも、峡谷をゆったり進むボート体験もできませんでしたが、目の前に広がる雨と霧が織りなす景色は、かえって別の静けさと感動を与えてくれました。旅は必ずしも思い通りにはいかないものですが、風雨があったからこそより深く心に残り、この九州の思い出をいっそう大切で忘れがたいものにしてくれました。

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