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三徳山三佛寺投入堂

断崖絶壁に立つ、神秘の国宝。

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天台宗の古刹・三佛寺の奥院として三徳山北側中腹の標高520mの断崖絶壁に張り付くように建造されたお堂。行者が法力で岩屋に投げ入れたという伝説が残されている。長い柱で床を支える懸崖造りで平安後期に造られたとされ、現存する神社仏閣建築として最古級だが、どのように建築されたのかは解明されていない。

入山時は服装や靴など安全対策を整え、三徳山三佛寺本堂裏の登山事務所で受付をする。本堂から投入堂まで片道約1km、45分ほどかかり、木の根が複雑に絡み合ったカズラ坂や、一枚岩を鉄の鎖を頼りに登るクサリ坂、滑りやすい岩肌の馬の背、牛の背など険しい山道が続く。体力に自信のない人は、麓から投入堂を眺められる遥拝所を参拝しよう。

一帯は大山隠岐国立公園のエリアに含まれ、日本遺産第一号に認定されている。広大な原生林や変化に富んだ渓谷など、見事な景観も楽しめる。

ポイント

  • 三徳山北側中腹の標高520mの断崖絶壁に張り付くように建造されたお堂。
  • 本堂から投入堂まで片道約1km、45分ほどの険しい道を進む。
  • 入山時は靴や服装のチェックがある。
  • 軍手を用意し、必ず二名以上で登ること。
  • 入山所ではわら草履を販売している。

写真

  • 写真家・土門拳氏に「日本第一の建築」と言わしめたという

    写真家・土門拳氏に「日本第一の建築」と言わしめたという

  • 三佛寺には宿坊があり、修行体験もできる

    三佛寺には宿坊があり、修行体験もできる

  • 鎖1本で岩を登るクサリ坂

    鎖1本で岩を登るクサリ坂

  • 複雑な木の根を超えていくカズラ坂

    複雑な木の根を超えていくカズラ坂

口コミ

基本情報

日本語名称
三徳山三佛寺投入堂
郵便番号
682-0132
住所
鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
電話
0858-43-2666(三徳山三佛寺)
定休日
12~3月、積雪時、荒天時
時間
8:00~15:00
料金
投入堂参拝大人1,200円、小・中学生600円
アクセス
1) JR「倉吉」駅から日ノ丸バスで40分、「三徳」下車徒歩10分
2) 中国道院庄ICから車で約75分
クレジットカード
使用不可
公式サイト
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