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濱田庄司記念益子参考館

のびやかな空間を歩き、人間国宝・濱田庄司の古今東西の蒐集品を観る。

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更新 :

益子焼を国内外に広めた濱田庄司の自邸の一部を活用し、一般に開放した美術館。広い庭園には大谷石の蔵や茅葺き屋根の家屋、登り窯など5棟の建物が点在し、それぞれに違った雰囲気、展示を楽しめる。

益子に移住し、自身も陶芸家として活動し、無形文化財(人間国宝)保持者でもあった濱田庄司。民藝運動を推進した中心的人物として、柳宗悦らと活動し、物心両面から運動を支えた。

益子参考館では、イギリスや沖縄をはじめ、中国、朝鮮、台湾、太平洋諸島、ヨーロッパ、中米など世界各地を旅した濱田が自らの作陶の参考として蒐集した品々が展示されている。その品々から受けた恩恵と喜びを、多くの人と共有し「参考」にして欲しいという思いで参考館と名付けられたという。濱田の作品や蒐集品を常設展示で見られるほか、バーナード・リーチや河井寛次郎など交流のあった作家たちの作品も公開されている。年2回の企画展示も行われている。

また、4号館(上ん台)では濱田の集めたウィンザーチェアに座って休憩もできる。

ポイント

  • 時代、洋の東西を問わず、濱田の審美眼にかなった蒐集品が並ぶ。
  • 江戸時代末期からの古民家を移築したという建物自体も必見。
  • みごとな和洋折衷が美しいインテリア。
  • 広い敷地内の庭園では、四季折々の草花が見られるなど散策も楽しい。
  • ミュージアムショップでは絵ハガキや関連書籍が購入できる。

写真

  • どっしりと風格のある大きな長屋門の入り口

    どっしりと風格のある大きな長屋門の入り口

  • 益子町内にあった江戸時代末期の家屋を10年かけて解体移築したという

    益子町内にあった江戸時代末期の家屋を10年かけて解体移築したという

  • 明治初期の製陶の作業場だった建物を移築した工房

    明治初期の製陶の作業場だった建物を移築した工房

  • 人間国宝第一号となった濱田庄司

    人間国宝第一号となった濱田庄司

口コミ

1
  • 夏婉欣

    原來是陶藝發源者的紀念館~館面積很大,要是喜歡陶瓷的人必遊的地方~

基本情報

日本語名称
濱田庄司記念益子参考館
郵便番号
321-4217
住所
栃木県芳賀郡益子町益子3388
電話
0285-72-5300
定休日
月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始
営業時間
9:30〜17:00(入館は16:30まで)
料金
800円
アクセス
JR「宇都宮」駅から関東自動車路線バスで50分「益子参考館入口」下車、徒歩5分
クレジットカード
使用不可
公式サイト
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