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大分銀行赤レンガ館

国の登録有形文化財にも指定された近代建築遺産。

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更新 :

大分市内に唯一現存する明治時代の洋風建築。建設着工は明治43(1910)年、東京駅丸の内駅舎などの設計で知られる辰野金吾の辰野片岡建築事務所の設計で、当時の二十三銀行の本店として約3年後に完成した。

英国産の赤れんがを使用した外壁は御影石の白い帯で飾られ、チョコレートケーキのようにかわいい外観だ。丸や四角形の均等に並んだ窓も、まるでデコレーションのよう。建物の角の上に載ったヘルメットのようなドームも、辰野式と呼ばれる建築スタイルの特徴を示している。

建物は第2次世界大戦の空襲で外壁のみを残して破壊されたが、戦後修復され、大分銀行本店として使用されていた。平成30(2018)年の大幅改修で、内装や柱などがより建設当時に近い姿で蘇った。

現在は貸金庫やATMが置かれているほか、地元産品を販売するショップやカフェが入居している。銀行時代のメモリアルとして9時から15時の目盛りしかない大理石の時計が展示されている。

ポイント

  • 東京駅はじめ多くの公共建築を設計した辰野金吾の事務所による赤れんが建築。
  • 空襲で外壁の一部を残しほとんど焼失したが、創建時の姿に再建。
  • 内部が一般開放されていて、建物の歴史を伝えるコンクリートの柱や9時から15時の目盛りしかない時計などを見ることができる。
  • 「大分のいいもの」を集めたセレクトショップ、大分初のスペシャルティコーヒー店のカフェが入る話題のスポットになっている。

写真

  • 駅から延びる目抜き通りに立つ、大分市のランドマーク

    駅から延びる目抜き通りに立つ、大分市のランドマーク

  • 大分の特産品が購入できるショップとカフェが入っている

    大分の特産品が購入できるショップとカフェが入っている

  • 第2次世界大戦の空襲による火災で炭化した木レンガ

    第2次世界大戦の空襲による火災で炭化した木レンガ

  • 9~15時の目盛りしかない時計は銀行時代の名残り

    9~15時の目盛りしかない時計は銀行時代の名残り

  • 雰囲気のいいカフェとショップが入っている

    雰囲気のいいカフェとショップが入っている

口コミ

1
  • Wei Ming

    已經有100多年的歷史,建築師和東京車站是同一個,外型上有很多相似之處。

基本情報

日本語名称
大分銀行赤レンガ館
郵便番号
870-0021
住所
大分県大分市府内町2-2-1
電話
施設により異なる
定休日
水曜
営業時間
11:00~19:00
料金
入館無料
アクセス
JR「大分」駅から徒歩7分
クレジットカード
施設による
公式サイト
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