
江戸時代末期、狸を追っていた猟師が偶然見つけたといわれている鍾乳洞。全長450m最大幅25mほどの洞内はカラフルにライトアップされており、幻想的な空間になっている。1929年、歌人の与謝野鉄幹と晶子夫妻が「奇に満ちた洞」 と絶賛したことから、「満奇洞」という名がついた。
高低差が少ない迷路のような横穴で、年間を通じて気温は15度前後に保たれており、夏は涼しく、冬は暖かかく感じられる。雄大な地底湖に赤い「竜宮橋」が架かる最奥の巨大なホールには、数多くのつらら石や石柱などが発達しており、ライトアップの彩りとも合間って神秘的な雰囲気を楽しむことができる。
鍾乳石に囲まれた通路の先にあらわれるリムストーンの「千枚田」は、映画『八つ墓村』の撮影で使われたことで知られる。ほかにも、「夢の宮殿」「華厳の滝」「恋人の泉」「乙女と浦島」などと、名付けられた見学スポットが30ヵ所ほどもある。
  
    ポイント
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      2014年から開始されたというLEDでの幻想的なライトアップ演出がある。
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      雄大なホールにできた鍾乳石の数々や「千枚田」など、散策スポットも多い。
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      洞内は夏も冬も一定した快適な気温。
  
    写真
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         幕が降りてくるような「銀の幕」 
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         恋人の泉 
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         赤い照明が映える竜宮橋付近 
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         竜宮と呼ばれる大きな湖もある 
  
    口コミ
                    
  
    基本情報
                              - 日本語名称
- 満奇洞
- 郵便番号
- 719-2721
- 住所
- 岡山県新見市豊永赤馬2276-2
- 電話
- 0867-74-3100(満奇洞管理事務所)
- 定休日
- 無休
- 開館時間
- 8:30~17:00(入洞は16:30まで)
- 料金
- 大人1,000円、中学生800円、小人500円、未就学児無料
- アクセス
- JR「井倉」駅からバスで「満奇洞」下車すぐ
- 公式サイト
- 公式サイト