八女伝統工芸館

福岡県南部、筑後地方の一部である八女周辺の伝統工芸品を集め、伝統技術の伝承と地場産業の発展を目的とした施設。八女福島仏壇、八女提灯、八女手すき和紙、八女石灯ろう、久留米絣などなど、八女地方で受け継がれてきた様々な工芸品を展示紹介している。館内には販売コーナーもあり、ショッピングも楽しめる。

建物は、八女福島の白壁の街並みの蔵をイメージしてデザインされたもので、もともと旧国鉄矢部線「筑後福島駅」の跡地に建設された。その名残りであるレールが館内を突き抜けているのもユニーク。

また、九州で最も古い歴史と伝統がある八女手すき和紙。併設する「手すき和紙資料館」では、ハガキやしおり、うちわなどを作る手すき和紙体験（有料）ができる。

隣接する「八女民俗資料館」では、八女地方の民俗と伝統文化を展示。近くには「観光物産館ときめき」もあり、全国で知られる八女茶や地酒、銘菓、農産加工品など、地元の特産品を販売している。