
【佐世保の人気観光スポット9選】美しい島々と異国情緒溢れる街並みを満喫
軍港都市として栄えてきた「佐世保」の街並みは異国情緒に溢れ、西洋文化を取り入れた佐世保バーガーなどの名物グルメも盛りだくさん。 美しい海とそこに浮かぶ多くの島々が織りなす絶景も見逃せない。 その他にも魅力的な観光スポットが多い、長崎でも人気観光地だ。 この記事では「佐世保」で人気の観光スポットや飲食店、お勧めの観光シーズンなどをご紹介。 記事を参考にすれば、「佐世保」の魅力を堪能できるだろう。
佐世保から西約55kmのところにある「中通島」は、美しいリアス式海岸が広がる離島。16世紀ごろからキリスト教信仰が根付き、今もなお島の各所に関連スポットが残っている。教会も数多く、その中でももっとも有名なのがこちらの「青砂ヶ浦天主堂」。涼やかな海風が吹きこむ小高い丘の上にそびえ立っており、堅牢なレンガ造りの建物を建設の際は、信徒らがレンガを背負って労働奉仕したという。
設計したのは地元出身の建築士・鉄川与助氏。外観は全体的に均整のとれたフォルムが際立っていて、教会内は梁の曲線を生かした高い天井を誇り、設置されたステンドグラスを通して外光が差し込む。国の重要文化財に指定されている現在の建物は3代目で、2010年には献堂100周年を迎えた。
イエス・キリストの生誕を祝うクリスマスシーズンには、イルミネーションでデコレーションされ、冬の風物詩として大勢の観光客が訪れる。なお内部のカメラ撮影はできないのでご注意を。
高台にあり教会の眼下に海を望む 写真提供:(一社)長崎県観光連盟