BankART KAIKO

BankART KAIKO（バンカートカイコ）のある北仲地区は、かつて横浜港から輸出するために全国から集まった生糸を保管する倉庫が拡がっていたエリア。倉庫群は「帝蚕倉庫」と呼ばれ、関東大震災後の大正15年（1926）に建てられた、建築家・遠藤於菟（おと）の晩年の大作といわれる。

現在「旧帝蚕倉庫」エリアは、その歴史的景観を保全・復元しながら、超高層マンション、ホテル、店舗などを中心とした複合施設「横浜北仲ノット」として生まれ変わっている。BankART KAIKOもまた、歴史的建造物、倉庫などを文化芸術に活用しながら街を再生していく横浜市の創造都市構想の中核を担うNPO、BankART1929が運営する創造界隈拠点のひとつとして、さまざまな展覧会、イベント、ショップなどを展開している。

みなとみらい線馬車道駅から徒歩1分とアクセスも良く、仕事帰りや観光のついでに立ち寄れるギャラリーとして親しまれている。