別府では、わざわざ「明礬温泉」へ足を運んでみました。ここは一般的な温泉街とは雰囲気がかなり違います。近づく前からほのかな硫黄のにおいが漂い、山の斜面からは時折白い煙が立ち上っていて、別府温泉らしさを強く感じる景色でした。
明礬温泉で特に印象的なのが、伝統的な「湯の花小屋」です。茅葺きの小屋が山の斜面に点在し、その中では温泉の蒸気を利用して湯の花が作られています。周囲に白い煙が立ち込める様子は、映画に出てくる秘湯のようで、とても雰囲気があります。
この辺りを歩くと、温泉街らしい風情をたっぷり感じられます。空気には硫黄のにおいが満ち、由布院のようなのんびりしたおしゃれな雰囲気とはまったく違います。道中で写真を撮ったり、温泉の蒸気を眺めたりするのも、なかなか特別な旅の体験でした。

