私が一番見たかったのは、実は夫婦岩の間から昇る日の出。この景色は一年中見られるわけではなく、毎年およそ5〜7月、特に夏至の前後が最適。運が良く、天気と視界の条件が十分に良ければ、遠くの富士山と朝日が重なる景色まで見られることがある。
ただ、日の出を見るうえで最大の問題は交通。日の出の時間は非常に早く、基本的に伊勢市街から公共交通機関で来ることはできない。そのため、現実的には前日の夜に二見浦周辺に泊まる必要があるが、近くは宿泊施設が少ない。急に行くことにしたので気に入る宿が見つからず、今回は諦め、午後に参拝することにした。ついでに近くの賓日館も見学した。ここはもともと、日本の皇室が伊勢神宮を参拝する際に宿泊する旅館だったそうで、やはり皇室ゆかりの旅館は風格が違う。



