柳川川下り
福岡県の南に位置する柳川は、「水郷の町」として知られ、市内は江戸時代の掘割が網目のように張り巡らされている。ここでの一番の楽しみは、どんこ舟で市内を回る「川下り」。船頭さんの説明や歌を聞きながら、四季折々の景色を楽しみ、ゆったりとした時間を楽しむことができる。
九州をゆっくり巡る旅で、最も心を動かされるのは華やかな観光スポットではなく、長い年月を越えて3世代の記憶をつなぐ、温かなひとときだったりする。
柳川の「どんこ舟」は、まさに九州を代表する、世代を超えた温かい思い出。
年配の船頭が櫂を手に水路を巡り、楽しそうに童謡「桃太郎」を口ずさむ。そんな人情味あふれる「全力のパフォーマンス」の案内は、当時88歳だった高齢の家族と一緒でも、小学生の子どもを連れていても、大きな安心と感動を与えてくれる。
今でも91歳の母が舟遊びの楽しさを忘れられないほど。さらに鰻のせいろ蒸しを味わえば、この観光スポットの完璧な組み合わせになる。




