日本三景の一つに数えられる「天橋立」は、湾を横切る一頭の青龍のようで、数千本もの松が連なり、壮麗で魅力的な景色が広がっている。
登山モノレールでゆっくり山を上り、「天橋立ビューランド」に到着。ここは定番の「飛龍観」を眺めるのに最適な場所。台の上で股のぞきをすると、砂州がまるで大空を雲に乗って駆ける巨大な龍のように見える。山上にはどこか懐かしい遊具があり、かわらけ投げも楽しめる。小さなかわらけが輪をうまく通れば、幸運と知恵を招くといわれている。初春の山頂にはまだ少し冷たい風が吹く。そんな中、地元名物のプリンを一本注文。きめ細かくなめらかな食感で、ミルクの風味も濃厚。景色を眺めながら味わうには、この上なく幸せなデザートだ。
下山は一人乗りの屋外リフトがおすすめ。足を宙に浮かせ、風を受けながら下っていく。遮るもののないパノラマの眺めは、スリルがあって爽快。山麓のケーブルカー駅に戻ったら、丹後の地元農家による生鮮品や農産加工品を販売する店にも忘れずに立ち寄り、素朴で飾らない土地の味を持ち帰ろう。



















