海の京都を訪れたら、遊覧船に乗り、海上からこの水上漁村を眺め、別の角度から舟屋の全景を楽しむことができます。
船がゆっくりと桟橋を離れると、伊根湾は鏡のように穏やかで、沿岸の木造舟屋が緑の山々と青い海岸線に沿って一列に並び、水面には灰黒色の瓦屋根が映り込みます。視界が開け、圧倒される景色です。
乗船したら、船内で販売されているえびせんを1袋買うのをお忘れなく。船が動き出すと、海風の中、群れをなすカモメが旋回しながらついてきます。手に持ったせんべいを差し出すたびに、カモメが急降下してついばむスリルと楽しさを間近で味わえます。特に注意したいのは、時折、素早いトンビもその中に交じって低空を飛び、すばやく餌を奪っていくことです。餌やりの際は指をしっかり守るよう気をつけてください。伊根湾を巡る船旅は、波の音と鳥の鳴き声に包まれ、癒やされると同時に笑いにもあふれていました。


















