
【埼玉で出会う花の絶景9選】季節を彩る花名所と花風景
関東近郊で気軽に訪ねられる埼玉県には、花のスケールや個性に驚く絶景スポットが点在している。秩父の山麓に広がる羊山公園の芝桜、春日部の名園・牛島の藤(藤花園)、河川敷を染める中川やしおフラワーパークなど、色も香りも異なる花の風景が各地に広がる。高原を埋め尽くすポピー、長い藤棚の幻想、川沿いの桜並木。埼玉の花絶景をめぐると、季節の色が旅の記憶として思い出を彩ってくれる。

長瀞町にある宝登山。その山頂一帯に、12月下旬から2月下旬にかけて咲くのは、黄色い可憐な花・ロウバイだ。厳しい寒さに耐えながら、早春の陽光を浴びて凛と咲く姿の美しさは魅力的。宝登山頂一体の15,000㎡の広大な園地に、約800株(約3,000本)のロウバイが咲き誇り、周辺は濃厚な甘い香りに包まれる。
宝登山の標高は497m。山頂からは秩父の町並みや、秩父のシンボル武甲山を始めとする秩父連山、浅間連山などの景色を望める、関東エリア有数のロケーションだ。また、晩秋〜初春にかけての早朝には、秩父盆地が雲海に覆われる幻想的な光景を見ることができる。
山頂へは、ロープウェイの他、ハイキングコースがあり、長瀞駅から、往復で3時間程度の行程。木々が色づく紅葉時期も人気が高く、ロープウェイから見下ろす景色を求めて来訪する人も。麓に寳登山神社、山頂には奥宮があり、埼玉のパワースポットとして訪れるのもおすすめだ。

ロウバイ 越しに見られる両神山

ロウバイ園から望む秩父盆地

晩秋〜初春にかけての早朝に雲海が見られることも