
1873(明治6)年に初点灯した真っ白な灯台。本州最南端の断崖に立つ高さ22.51mの真っ白な姿は、長年に渡り潮岬のシンボルとして君臨し続けている。
はじまりは徳川幕府がアメリカ・イギリスなど海外4カ国と結んだ江戸条約がきっかけ。この条約で航路標識の設置が義務づけられたため、日本の主要な海岸に西洋式の灯台が建てられた。潮岬灯台は最初に建設された8基のうちのひとつで、往時のままの姿が現存していることから非常に歴史的価値が高いとされている。
ちなみに設計を担当したのはイギリス人技師のリチャード・H・ブラントン。初点灯時
の灯塔のフォルムは八角形の木造だったが、その後、石造にリフォームされて現在の形となり、昭和3年には電化も行われた。そういった歴史の流れは、貴重な資料がラインアップしている併設の展示室でチェックしよう。
光度97万カンデラで、光達距離19海里の灯りは、今なお周辺を行き交う船舶の重要な道標。内部は68段のらせん階段になっていて一般客の入場も可能だ。灯台を囲むようにぐるりと巡らされた台上に出れば、太平洋の大海原が目の前に! 周囲の断崖の険しさも相まって、荒々しい潮流を眺めることができる。
ポイント
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本州最南端の断崖に立つ潮岬のシンボル。
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台上からは太平洋の大海原が目の前に広がる。
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内部は68段のらせん階段になっていて一般客の入場も可。
写真
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断崖に立つ真っ白な灯台
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今なお現役で活躍中!
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基本情報
- 日本語名称
- 潮岬灯台
- 郵便番号
- 649-3502
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877
- 電話
- 0735-62-0514
- 定休日
- 無休
- 時間
- 3〜9月土日祝8:30〜17:00、平日9:00〜16:30、10〜2月9:00〜16:30
- 料金
- 大人300円、小学生以下無料
- アクセス
- JR「串本」駅から串本町コミュニティーバスで約17分
- クレジットカード
- 不可
- 公式サイト
- 公式サイト(日本語)