自然が織りなす美を堪能!和歌山の厳選観光スポット40選
海・山・川に恵まれた和歌山県。
世界遺産をはじめとする歴史的観光スポットやレジャー施設、温泉など見どころが多い、人気の観光地だ。
四季折々の美しい自然景観と日本の歴史を感じられる観光スポットを中心に、お勧めの宿泊施設やグルメ、温泉などを厳選してご紹介。
和歌山ってどんなところ?
本州の真ん中、近畿地方の南に位置する和歌山県。
首都圏からのアクセスも良く、世界遺産に登録されている熊野三山や高野山など、都会では味わえない雄大な自然があり、毎年多くの海外観光客が訪れる。
見どころが多い和歌山の中でも、海に面した南紀白浜は絶景が点在する温泉地として人気が高い。
自然・温泉・グルメ・歴史を一気に楽しめるのが和歌山県の魅力だ。
和歌山のおすすめの観光シーズンは?
和歌山観光でおすすめのシーズンは、夏。
南紀白浜の真っ白な砂浜と透き通った青い海で、海水浴やマリンアクティビティを楽しんだ後は、温泉に浸かって癒されよう。
和歌山の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
和歌山への移動方法は?
和歌山には国内線専用の南紀白浜空港があり、東京・羽田空港から飛行機でわずか1時間。
名古屋・大阪からは新幹線での移動がおすすめ。
名古屋から和歌山まで約2時間・新大阪から和歌山まで約1時間とアクセスは良好。
和歌山観光の主要交通手段
観光スポットや温泉への主な移動手段は路線バスとタクシーがお勧め。
旅館やホテルから目的地に直行する場合は、タクシーを利用すればストレスなく移動できる。
白浜を中心に観光地を巡りたい方には、白浜から周辺観光地を巡る観光タクシーがお勧めだ。
見どころ満載!和歌山の厳選観光スポット22選
和歌山には海の荒波が生み出した自然景観や、神秘的な熊野古道、リゾート感あふれる南紀白浜など、観光名所がそこかしこにある。
心地よい海風に吹かれるもよし、厳かな神秘的な雰囲気を堪能するもよし、和歌山ならではの魅力あふれる観光スポットを厳選してご紹介。
1. 和歌山城
天正13(1585)年、紀州を平定した羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)が実の弟である秀長に指示して築かせたのが始まり。
関ヶ原の戦いの後は、新たな城主となった浅野幸長が連立式天守の建築に着手。
城下町を整備するとともに、現在の本丸だけでなく二の丸・西の丸へも屋敷を造営し、元和5(1619)年には徳川家康の十男だった頼宣へと受け継がれた。
2. 熊野那智大社
遡ること紀元前662年、神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと/のちの神武天皇)が那智の滝を神として祀られたことを起源とする古社。
全国各地の熊野神社の総本社であり、熊野三山のひとつとしても知られている。
崇敬の地であるだけでなく、人の縁や諸々の願いを結ぶ宮でもあることから、別名を「結宮」とも。
3. 橋杭岩
およそ1,500万年前の火成活動による、海の浸食によって生まれた海中の岩柱。
その数、大小あわせて40を数え、約850mに渡り南西一列に並んでいる。
名前の由来は、橋桁のかからない杭(橋の支柱)だけがそそり立っているように見えることから。
自然が生み出したアートともいえる風景は、和歌山イチとも誇れるほどの個性派の景勝地で、国の天然記念物にも指定されている。
4. アドベンチャーワールド
1978年に創業したテーマパークで、約80万㎡の広々とした園内には動物園・水族館・遊園地のゾーンがある。
動物園と水族館では140種、約1400頭もの動物が暮らしており、列車型のケニア号で自然の姿を見学できるサファリツアーなどに参加することが可能。
イチオシの見どころといえば、ジャイアントパンダが暮らす「パンダラブ」「ブリーディングセンター」。愛らしい仕草のパンダの様子を、柵や窓越しではなく間近で見学できるのも魅力!
5. 熊野本宮大社
家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)が主祭神で、日本の第10代天皇・崇神天皇の時代に創建。
2004年、ユネスコ世界文化遺産に登録。
古くから上流階級のみならず武士や庶民らからも信仰を集め、参拝者らが全国よりこの地を目指し、大人数がぞろぞろと列をなして進む様子から「蟻の熊野詣」と例えられるほどだったそう。
境内では、家都美御子大神をはじめ、夫須美大神(ふすみのおおかみ)や速玉大神(はやたまのおおかみ)を祀る檜皮葺の豪壮な社殿が出迎えてくれる。
6. 千畳敷(和歌山県)
その名のとおり広い岩畳を思わせる大岩盤である千畳敷。
畳を千枚敷けるほどの広さが「千畳敷」の名前の由来となっている。
太平洋に向けて突きだしたスロープ状の柔らかい砂岩が、打ち寄せる波によって長い年月をかけて浸食。
このような複雑な地形ができあがったという。
7. 熊野速玉大社
「甦りの地」と呼ばれ、人生の節々で新たな1歩を踏み出すための勇気と覚悟の加護を求める参拝者らが後を絶たない大社。
熊野本宮大社、熊野那智大社と共に熊野三山と呼ばれ、全国に5000社ある熊野神社の総本宮である古社。
2004年にはユネスコの世界遺産に登録された。
朱塗りの麗しい御社殿には、熊野速玉大神と熊野夫須美大神のご夫婦の神々を中心に、全部で18柱の神々をお祀りされている。
8. 熊野古道
熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、那智山青岸渡寺の総称)へと続く参詣道で、熊野信仰が高まると皇族らがこの道を使って熊野詣を行い、その流れはいつしか庶民にも広がったという。
9. 白良浜
10. ポルトヨーロッパ
和歌山マリーナシティ内にあるテーマパークで、和歌浦の海から流れこむ潮風を浴びながら、リゾート感満点のひとときを過ごすことができる。
アトラクションは約20種ラインナップしており、メリーゴーランドやミニコースターといったキッズ向けから、ハイダイブ(急流すべり)などの絶叫系までが揃うほか、近年は最新のデジタル技術を駆使したVRや体感ゲームアトラクションにも力を入れている。
11. 那智の滝
全国に4000社以上を数える熊野神社の総本社・熊野那智大社の神域内にある滝。
高さ133m・銚子口(流下する始点)の幅13m・瀧壺の深さ10mという日本屈指の大きなサイズで、流下する水量は毎秒1トンをこえる。
3つの切れ目から三筋の水がひとつになって落ちることから別名を「三筋の滝」とも。
和歌山を代表する名勝であるのはもちろん、古来から「水は生命の母」を根源に掲げる那智山信仰の象徴的なスポットだ。
12. 金剛峯寺
弘法大師空海によって開かれた日本仏教界の聖地の1つ。
標高800mを超える高野山一帯を境内地とし、本堂に位置付けられた金堂を中心に、117もの子院が建てられている。
一般参詣入口より中へ入り大広間へと進むと、齋藤等室が描いたという群鶴&松の襖絵が目の前に。
さらに奥へと続く梅の間、また狩野探斎が描いたとされる柳の間の襖絵も見事だ。
また重要文化財に指定されている大主殿(本坊)は東西約60m、南北約70mという広大な建物でその優雅さには誰もが圧倒されること間違いなし。
13. 円月島
絵画や写真、郵便切手などの題材としておなじみの南紀白浜エリアのランドマーク的存在。正式な名称は「高嶋」であるが、島の中央付近に海食洞(穴)が空いていることから一般的に「円月島」と呼ばれている。
島がある海域は非常に透明度が高く、空色が海面に映り込む日中は、ブルーのキャンパスにぽっかりと浮かぶような島の様子が美しい。「日本の夕陽百選」のひとつにも選定されている。
14. 友ヶ島
瀬戸内海を中心とする国立公園の一部を担う、紀淡海峡に浮かぶ4つの島の総称名で、なかでも沖ノ島はあの国民的アニメの世界観に似ていることから「ラピュタの島」とも呼ばれている。
本土からのアクセスは近隣の加太港からのフェリーのみ。約20分間であっという間に上陸することができる。
15. 和歌山マリーナシティ
和歌山市の南西部にある景勝地、和歌浦に浮かぶ人工島には多彩なアミューズメントがいっぱい。
ヨーロッパの街並みが素敵なテーマパーク「ポルトヨーロッパ」を筆頭に、1日中思いっきり遊べるコンテンツが揃う。
16. 太地町立くじらの博物館
太地町にあるクジラ専門の博物館。
3フロアにまたがる本館では、「人とクジラとの関わり」「生物学的にみたクジラ」といったテーマでさまざまな資料を公開。
なかでも吹き抜けの大ホールに展示されたセミクジラやシャチなどの実物全身骨格標本は迫力満点で、古式捕鯨を再現したジオラマも見ごたえ十分だ。
17. 三段壁
三段壁は長さ約2キロ、約50mの断崖である。その昔、漁師たちが通りゆく船や魚の群れを見張った場所を「見壇(みだん)」と呼び、そこから時が経つにつれて「三段壁」と呼ばれるようになったという。岩肌には激しく黒潮がぶつかり合い、大迫力の光景が広がる。
18. 潮岬灯台
1873(明治6)年に初点灯した真っ白な灯台。
本州最南端の断崖に立つ高さ22.51mの真っ白な姿は、長年に渡り潮岬のシンボルとして君臨し続けている。
潮岬灯台は最初に建設された8基のうちのひとつで、往時のままの姿が現存していることから非常に歴史的価値が高いとされている。
19. 高野山
弘仁7年(816)、弘法大師(空海)によって開かれた高野山。
「金剛峯寺」を中心にした真言密教の聖地であり、1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの山上盆地に広がる町全体が寺の境内とされる宗教都市だ。
日本初の多宝塔で、高野山のシンボル・根本大塔のある「壇上伽藍」や、弘法大師の御廟 がある「奥之院」を筆頭に、約1200年の歴史を感じさせるスポットの数々は見どころたっぷり。
20. 壇上伽藍
標高900mの山頂に広がる真言宗の総本山、高野山金剛峯寺。
弘法大師が高野山を開いた際、まず整備に取り掛かった場所がこの「壇上伽藍」。伽藍とは、「僧が集い修行する閑静な場所」を意味し、弘法大師が眠る「奥之院」と並ぶ二大聖地として、高野山における信仰の中心地である。
21. 高野山奥之院
高野山の「高野山奥之院」は、弘法大師が入定する聖地にして多くの参拝者が訪れる信仰の中心地。
樹齢800年にも及ぶ杉の木立の中に、20万基以上の墓石や記念碑、慰霊碑などが立ち並ぶ。
22. 紀三井寺
1250年以上も前に、唐の高僧だった為光上人によって開かれた。
重要文化財に指定されている秘仏・十一面観音菩薩がご本尊で、西国三十三所の第2番札所としても知られている。
山麓の楼門から、計231段の階段を上った名草山中腹に仏殿があり、ここから望む景色は和歌山県でも指折りのビューポイント。
和歌山で列車旅を楽しもう!お勧めの交通機関3選
和歌山を観光するなら、鉄道の旅も楽しんでほしい。
ねこの駅長がいるちょっとユニークな貴志川線や、レトロな緑色の外観の「こうや花鉄道」
など、旅の気分が高まる鉄道をご紹介。
1. 和歌山電鐵貴志川線
和歌山駅と貴志駅を結ぶ全長14.3㎞のローカル線。
もともと大手事業者が運営し、長年にわたる赤字のため廃線届が出された路線だったがが、沿線住民らの熱心な存続活動により、行政が存続のための後継事業者を公募、平成18(2006)年から和歌山電鐵として再出発を果たす。
2. 南海高野線「こうや花鉄道」
大阪ミナミの中心・難波と、世界遺産の霊峰・高野山を結ぶ南海高野線。そのうち橋本~極楽橋駅間は「こうや花鉄道」の愛称で親しまれ、戦国武将・真田幸村が蟄居していた九度山など沿線に見どころが多く、観光列車「天空」が走る人気観光路線である。
3. 和歌山観光きっぷ
南海電車から発売されている和歌山観光きっぷ(大人2,080円、子供1,040円)は、電車割引往復乗車券とバス1日フリー乗車券がセットになっていて便利。
電車が利用できるのは発売駅(なんば、新今宮、天下茶屋、住吉大社、堺)から和歌山市駅まで。バスは和歌山バスと和歌山バス那賀の路線すべてが対象となっている(高速バス、リムジンバスなど一部路線は除く)。特急サザン往復座席指定券付きのプラン(大人2,600円、子供1,310円)もあり、目的に応じていずれかをチョイスできるのが嬉しい。
和歌山のソウルフードが楽しめる!人気の飲食店3選
太平洋の海の幸と豊かな自然に育まれた山の幸を活かした、グルメの宝庫・和歌山。
観光の合間に気軽に食べられる人気のご当地グルメをご紹介。
1. 中華そば専門店 井出商店
戦前からの長い歴史があり、地元の人たちの間ですっかりソウルフードとして定着している和歌山ラーメン。
豚骨醤油の濃厚なスープに、コシのあるストレートの細麺を合わせ、カラフルな蒲鉾を浮かべた一杯は、全国的な知名度を誇るご当地ラーメンのひとつである。
2. 総本家めはりや 新宮本店
高菜の漬物で俵型のおにぎりを包んだ、めはり寿司は新宮を中心とした南紀エリアで古くから馴染みのあるソウルフード。
もともとは海や山で働く人たちのお弁当の定番だったそうで、近年は漬物とご飯が一体となった野趣あふれる味わいや、時間が経っても型崩れしにくい見た目の美しさからコンビニ飯としても注目を集めている。
3. かどや食堂
親子三代に渡って暖簾を守る老舗。シラスをアツアツのごはんに乗せたメニューが評判で、同店が「しらす丼」の発祥ともいわれている。
繊細な味わいのシラスの魅力を引き立てる秘密はオリジナルのタレにあり。
地元の名産である湯浅醤油をベースに、有田みかん入りのはちみつ、紀州の梅干しを加えた味わいはシラスとベストマッチ。
和歌山の定番ショッピングエリア4選
和歌山は観光スポットだけでなく、ショッピングエリアも充実している。
観光の合間にショッピングも楽しんでみてはいかがだろうか。
旅先で忘れ物に気が付いた時にも、日用雑貨のラインナップも充実しているので安心だ。
1. イオンモール 和歌山
敷地面積15万㎡をこえる和歌山県最大のショッピングモール。
関西空港からも車で約40分、第二阪和国道の平井ランプからアクセス至便で、近隣のみならず大阪の泉南や阪南エリアから訪れるユーザーも多い。
2. WAKAYAMA MIO
JR和歌山駅に立地し、改札口直結のショッピングセンター。
現在、本館と北館の2棟、約70のショップで構成されており、アパレル・グルメ・和歌山土産・リラクゼーションなどなんでも揃う。
3. 勝浦漁港にぎわい市場
生マグロとしては日本一の水揚げ高を誇る勝浦漁港。セリが行われ、大量のマグロが取引される「勝浦漁港市場」に隣接するのがこちらの「勝浦漁港にぎわい市場」。
巨大なまぐろのオブジェが入口を飾る市場内には多くの飲食店が軒を連ねる。
なかでも一番の注目はなんといってもまぐろグルメ。まぐろ丼や刺身、寿司はもちろん、から揚げなど多彩なメニューでその日水揚げされたばかりの新鮮なまぐろを味わえる。
4. 黒潮市場
和歌浦の海に浮かび、テーマパークや温泉、ホテルなどさまざまな施設が集まる複合リゾート「和歌山マリーナシティ」。
その中にある「黒潮市場」は地元や全国各地から届いた新鮮な魚介類を購入&味わうことができるグルメスポットだ。
物販コーナーでは旬の鮮魚・活魚のほか、干物や和歌山の名産・特産品など幅広い品ぞろえ。
大自然の中でリラックスできる!和歌山の温泉2選
和歌山の温泉は大自然を満喫しながら、ゆったりとくつろげるところが魅力の一つだ。
和歌山の数ある温泉の中でも、特にお勧めの温泉を厳選してご紹介。
1. 龍神温泉
鉄道が通らない紀伊山地奥深くの環境ながら、遠路はるばる訪れる温泉ファンが後を絶たない人気ぶり。
人気の理由は日本三美人の湯のひとつにも挙げられるほどの泉質にあり。
湯上がり後の肌はツルツル具合を実感できるだけでなく、まるで美容液をつけているようなしっとり感をキープすることができる。
美肌以外にも冷え性、神経痛、肩こりに効果があり、湯治のために長期滞在する利用者も少なくないんだそう。
2. 白浜温泉
道後温泉、有馬温泉と並ぶ日本最古の三湯のひとつ。
温泉街のホテルや旅館では、それぞれ泉質・効能が微妙に異なる源泉が引かれていて、個性ある浴場がラインナップしている。
壮大な海の景色が見事な露天風呂や、VIPなホテルの大浴場をまとめて周遊して、楽しみながら白浜温泉の魅力を満喫しよう。
和歌山で泊まるならココ!宿泊施設3選
和歌山の世界遺産・自然の絶景を思い切り楽しんだら、温泉・美味しい名物料理で観光の疲れを癒してほしい。
魅力的な宿泊施設が多い和歌山の中でも、とっておきの宿泊施設をご紹介。
1. ホテル浦島
世界遺産・熊野那智大社にほど近い南紀勝浦温泉で、圧倒的な存在感を放つ大温泉旅館。
本館、日昇館、山上館、なぎさ館の4館からなり、客室数は404室と、日本最大級の規模を誇る。
2. ホテル川久
「まるで美術館に滞在しているような、特別な休日」をコンセプトに1993年にオープン。歴史に残るものを創りたいとの想いから、ディテールまでこだわり抜かれた建造物は、世界で活躍する著名な建築家とクリエイターたちによる共同作品。
オリジナリティあふれる意匠が評価され、建築界で権威のある「村野藤吾賞」を受賞した経験も持つ。
3. 旅館あづまや
フランスの作家で文化大臣もつとめたアンドレ・マルローが、「これぞ日本の宿」と絶賛したことであまりにも有名な温泉宿。
江戸時代の創業以来、高浜虚子や水上勉など数多くの作家、芸術家に愛されてきた、和歌山県を代表する名宿である。
和歌山のお土産ならコレ!お土産3選
和歌山は伝統的な製法で作られているお菓子や食品が多く、美味しいお土産が揃っている。
県内でしか取扱店がないお土産も多数ある。
和歌山で観光するなら、見逃せないお土産を厳選してご紹介。
1. 福菱「かげろう」
和歌山県白浜町のお菓子処といえば真っ先に名前が挙がる老舗。
1933(昭和8)年に創業し、3代に渡って安心・安全・美味しいのコンセプトを守り抜いている。
全国菓子大博覧会をはじめとする権威あるコンテストでの受賞歴は数えきれないほど。
2. 早和果樹園「てまりみかん」
「にっぽんのおいしいみかんに会いましょう」を社是に、とことんまで品質を追求し続ける早和果樹園では、生産はもちろん、加工や販売まですべての行程を一手に担う。
そんな同園においてトップ級の売れ行きを誇る加工品が「てまりみかん」。
直径約5cmの規格外品の有田みかんを丸ごと原料に用い、シロップとともに瓶詰めしたコンポートはパクッとひと口で味わえるのが特徴。
小ぶりなサイズだから皮が薄くて、甘さが凝縮しているうえ、とれたてをそのまま加工しているのでジューシーな果汁もたっぷり!
3. 紀州梅専門店 五代庵 「紀州五代梅」
和歌山のみならず、東京や大阪にも直営販売店を展開し、紀州南高梅の魅力を発信している五代庵。
漬け込む際は、30〜40日間と時間をかけるだけでなく、3回に分けて味のせするのが同店流。
梅干しの商品は味や塩分濃度の異なるものが各種ラインアップ。
なかでも「紀州五代梅」はギフトにも最適な高級品で、木箱・化粧箱入りのレパートリーも揃っている。
まとめ
見どころが多い和歌山を最大限に楽しみたい方は、今回紹介した観光スポットや温泉、宿泊施設などを参考に観光プランを組み立ててほしい。
歴史好きな方は、熊野古道でつながっている奈良県にも足を伸ばしてほしい。
特急電車を利用すれば約1時間50分で行ける、歴史情緒あふれる古都・奈良も魅力あふれる観光スポットが満載だ。