山中湖遊覧船 白鳥の湖

富士五湖最大を誇る山中湖。従来の遊覧船「プリンセス・オデット号」をリニューアルする形で新しく誕生したのが、山中湖遊覧船「白鳥の湖」。一周約25分のルートとなっており、山中湖の美しい風景と共に富士山の絶景をゆったりと楽しめる。

「日本一の富士山の麓　山中湖に　日本一美しい白鳥を浮かばせよう」というコンセプト通り、船全体が美しい白鳥を模している。数多くの賞を受賞経験があり、日本を代表するデザイナーである水戸岡鋭治氏のデザインで、湖上を進む白鳥の姿は美しくも可愛らしい。

船内には木目を生かし生地仕上げをしたナラ材を使用している。丸みのある柔らかいデザインにはどこか温かみがあり、心地の良い空間となっている。

子ども専用席、船長気分を味わえる双眼鏡やハンドル付きの展望席等、子ども達が船全体を楽しめる工夫がふんだんに施されている点も魅力のひとつ。「白鳥の湖」乗船券と白鳥のエサ代がセットになった「白鳥エサやり体験と水上エコツアー」も開催されており、山中湖のクルーズで美しい自然を堪能すると共に、野生の白鳥と触れ合える貴重な体験も見逃せない。

乗り場は旭日丘桟橋、山中桟橋の2か所あるが、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言発令に伴い、平日は旭日丘桟橋でのみ営業、休業日などの営業を変更する場合があるため、事前に確認が必要（公式ウェブサイトで営業状況を随時更新）。