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北前船廻船問屋街

江戸から明治時代にかけて北前船交易で栄えたレトロな町並みを散策。

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江戸時代から明治時代にかけて、日本海交易で活躍した北前船の寄港地・船主集落として栄えた岩瀬地区。今でも当時の町並みが残り、レトロな雰囲気を醸し出している。

かつて北国街道として知られた大町新川町通り沿いには、古い家屋を利用した工房や商店などが点在。岩瀬名物の“三角どらやき”や”飛び団子“などのグルメも楽しめる。
なかでも1878(明治11)年頃に建てられた廻船問屋の町家で国重要文化財にも指定されている森家、江戸後期から活躍し、北陸の「五大北前船主」に数えられている馬場家は必見。

森家は江戸時代以来の町家建築の構造を今に伝える建物で、屋久杉の板戸や土間に利用されている小豆島産の巨大な一枚岩など、見どころが多い。
一方、馬場家は岩瀬地区のなかでも最大規模の町家で、主屋のほかに数々の蔵や門、塀などが現存。長さ30mにも及ぶ“トオリニワ”と呼ばれる屋内通路、33畳もの“オイ”と呼ばれる広間などから、当時の繁栄の様子が伺える。

ポイント

  • 江戸~明治時代の町並みが残るレトロな雰囲気。
  • 富岩運河環水公園からクルージングで岩瀬へアクセスできる。
  • 岩瀬名物の“三角どらやき”や”飛び団子“などのグルメを楽しめる。
  • 廻船問屋の森家と馬場家は歴史的建造物を堪能できる。

写真

  • 昔ながらの建物を利用した商店などが点在
(写真提供:富山市観光協会)

    昔ながらの建物を利用した商店などが点在 (写真提供:富山市観光協会)

  • 明治築の姿をとどめる森家(写真提供:富山市観光協会)

    明治築の姿をとどめる森家(写真提供:富山市観光協会)

  • 長さ30mもの馬場家の“トオリニワ”(屋内通路)

    長さ30mもの馬場家の“トオリニワ”(屋内通路)

  • 旧北国街道に立つ北前船のオブジェ(写真提供:富山市観光協会)

    旧北国街道に立つ北前船のオブジェ(写真提供:富山市観光協会)

  • 当時の面影を残した廻船問屋が立ち並ぶ(写真提供:とやま観光推進機構)

    当時の面影を残した廻船問屋が立ち並ぶ(写真提供:とやま観光推進機構)

口コミ

基本情報

日本語名称
北前船廻船問屋街
郵便番号
931-8356
住所
富山県富山市東岩瀬町
定休日
散策自由(各施設により異なる)
営業時間
散策自由(各施設により異なる)
料金
散策自由(各施設は別途)
アクセス
富山地方電鉄「東岩瀬」駅または「岩瀬浜」駅から徒歩10分
クレジットカード
各店舗により異なる