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倶利迦羅不動寺

約1300年の歴史を誇る、日本三不動の一尊といわれる俱利迦羅不動明王が奉安。

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高野山真言宗の別格本山。718年に元正天皇の勅願で渡来したインドの高僧・善無畏三蔵法師が倶利伽羅不動明王の姿を彫刻して奉安したのが始まりと伝わり、倶利伽羅(インドのサンスクリット語で「剣に黒龍が巻き付いた不動尊像」という意味)という名前は剣に黒龍が巻き付いた本尊に由来する。現在奥之院に安置されている本尊は7年ごとに開帳され、大法要が行われる。812年には、弘法大師も不動尊を奉安した云われ、この御前立不動尊は現在、本堂に安置されている。

山頂本堂の境内には、不動寺本堂、奥之院、五重之塔、和光塔などが点在。奥の院近くにある二本の杖は厄除け錫杖として知られ、「南無大日大聖不動明王」と唱えながら三度振り下ろすと前途の苦厄を払い除いてくれるといわれている。境内には長楽寺跡をはじめ、倶利伽羅峠の沿道から移された三十三観音の4体、「おまん伝説」で知られるおまん地蔵などが安置されている。

一方、鳳凰殿は1998年、かつてあった弘法大師創建とされる七堂伽藍と十二ヶ寺を復興させるために建立されたもので、平安時代の寝殿造りの様式を取り入れた左右75mに及ぶ壮大な木造建築は、平安時代の寝殿造りの様式を取り入れ、荘厳優雅な雰囲気を漂わせています。

ポイント

  • 山頂本堂から立山連峰を望む景色が美しい。
  • 山頂本堂と西之坊鳳凰殿はタクシー移動で所要15分程度。
  • 山頂本堂周辺には倶利伽羅源平合戦の突破口となったスポットに立つ火牛の像などの史跡が点在。

写真

  • 弘法大師奉安と伝わる不動明王を祀る本堂

    弘法大師奉安と伝わる不動明王を祀る本堂

  • 本堂境内、富山県との県境に立つ奥之院

    本堂境内、富山県との県境に立つ奥之院

  • 山頂本堂境内にある五重の塔

    山頂本堂境内にある五重の塔

  • 1998年に復興された豪華寝殿造りの鳳凰殿

    1998年に復興された豪華寝殿造りの鳳凰殿

  • 鳳凰殿の内部

    鳳凰殿の内部

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基本情報

日本語名称
倶利迦羅不動寺・山頂本堂
郵便番号
929-0413
住所
石川県河北郡津幡町倶利迦羅リ-2
電話
076-288-1451
時間
参拝自由
アクセス
IRいしかわ鉄道「津幡」駅からタクシーで20分


日本語名称
倶利迦羅不動寺・西之坊鳳凰殿
郵便番号
929-0426
住所
石川県河北郡津幡町竹橋ク128
電話
076-288-1828
時間
山頂本堂 堂内9:00~17:00・鳳凰殿9:00~17:00
アクセス
IRいしかわ鉄道「津幡」駅からタクシーで15分
公式サイト
公式サイト(日本語)