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知覧特攻平和会館

戦争の惨状さを現在に伝える平和会館。

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更新 :

特攻基地の歴史は太平洋戦争直前の昭和16 (1941)年、陸軍の飛行学校がはじまり。第二次大戦末期、日本の戦況が悪化すると本土防衛の最前線となった沖縄で地上戦が始まり、沖縄海域に出現した米軍艦船へ爆弾を搭載した飛行機もろとも突っ込む特攻作戦が開始された。この作戦により空に散った若者の歴史、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える場が、特攻平和会館だ。

特攻隊員1036名の遺品や遺影、遺書、特攻機「疾風はやて」や海底から引き揚げられた「零式艦上戦闘機」などを展示。会館横には出撃前の最後の数日を過ごした「三角兵舎」が再現されている。

特攻平和会館がある特攻平和公園には慰霊のために植えられた桜並木が続き、特攻隊員の魂を祀る観音像のある「平和観音堂」、特攻隊員の姿を伝える「特攻勇士の像」などが点在する。

ポイント

  • 戦争で散っていった10代、20代の若者たちの生きた証が残る博物館。
  • 当時の戦闘機も展示している。
  • 語り部による解説(要予約、英語可)や音声ガイドを通してより理解を深めよう。
  • オンラインミュージアムでは、学芸員による動画解説も。

写真

  • 慰霊のために植えられた桜並木

    慰霊のために植えられた桜並木

  • 保存状態が良好な戦闘機「疾風」

    保存状態が良好な戦闘機「疾風」

  • 出撃前の最後の数日を過ごした兵舎。内部の見学も可能

    出撃前の最後の数日を過ごした兵舎。内部の見学も可能

  • 遺書や遺影が並ぶ遺品室

    遺書や遺影が並ぶ遺品室

  • 特攻勇士の像と戦闘機

    特攻勇士の像と戦闘機

  • 語り部による解説

    語り部による解説

口コミ

2
  • Hanako Angela

    看了資料介紹蠻震撼的,希望不要再有戰爭發生。

  • 耿桂

    看到這些年輕英勇的戰士所寫給家人的信件和遺書心頭感到一陣鼻酸。

基本情報

日本語名称
知覧特攻平和会館
郵便番号
897-0302
住所
鹿児島県南九州市知覧町郡17881
電話
0993-83-2525
定休日
無休
時間
9:00~17:00 (最終入館は16:30)
料金
大人500円、小人300円
アクセス
1) JR「平川」駅からバスで「特攻観音入口」下車、徒歩5分
2) 知覧道路南九州知覧ICから車で5分
カード
不可
公式サイト
公式サイト(日本語)