隨心院

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隨心院

小野小町ゆかりの寺院で、梅の名所としても知られる。

更新 :
監修 : 隨心院

真言宗善通寺派の大本山であり、平安時代の歌人・小野小町が余生を送った場所と伝わる。現在の諸堂は慶長年間以降に再建されたもので、寝殿造の本堂には重要文化財の本尊・如意輪観世音菩薩坐像、快慶作・金剛薩埵坐像、伝定朝作・阿弥陀如来坐像が安置されている。

境内には小野小町が使用したと伝わる「化粧井戸」や、彼女に宛てられた千通もの恋文を埋めたとされる「小町文塚」など、多くの史跡が残る。また、近年SNSで話題を集めているのが、表書院の「能の間」に描かれた「極彩色梅匂小町絵図」。京都の絵描きユニット「だるま商店」によって奉納された襖絵で、小野小町の生涯を色鮮やかに描いている。

遅咲きの梅の名所としても知られており、3月には約200本の梅の木が植えられた「小野梅園」が公開される。また、3月最終日曜には、はねず色の衣装をまとった少女たちが小野小町と深草少将の恋物語を題材とした「はねず踊り」が行なわれる。

ポイント

  • 小野小町が余生を送った場所と伝わる寺院。
  • 化粧井戸や文塚など、小野小町ゆかりの史跡が多数残る。
  • 華やかな「極彩色梅匂小町絵図」は必見。
  • 梅の名所としても知れており、3月最終日曜には「はねず踊り」を実施。

写真

  • 弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基

    弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正の開基

  • 小野小町の一生を描いた「極彩色梅匂小町絵図」

    小野小町の一生を描いた「極彩色梅匂小町絵図」

  • 梅園の梅は例年3月中旬から下旬に見ごろを迎える

    梅園の梅は例年3月中旬から下旬に見ごろを迎える

  • 梅が咲く時期に行われる「はねず踊り」

    梅が咲く時期に行われる「はねず踊り」

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の回答です。

Q

御朱印はありますか。

A

通常の朱印2種類と金剛薩埵切り絵朱印、季節限定切り絵の限定朱印(春、秋)がございます。

Q

駐車場はありますか?

A

無料駐車場がございます。大型バスも可

Q

コインロッカーはありますか?

A

コインロッカーはございません。地下鉄「小野駅」をご利用ください。

Q

「極彩色梅匂小町絵図」はいつでも見られますか?

A

拝観順路にありますので、年中見て頂けます。

Q

写経はできますか?

A

写経、写仏、年中可能です。最終受付は午後1時です。

口コミ

基本情報

日本語名称
隨心院
郵便番号
607-8257
住所
京都府京都市山科区小野御霊町35
電話
075-571-0025
定休日
無休(寺内行事によって拝観停止の可能性もあり)
時間
9:00〜17:00(最終受付16:30)
料金
大人500円、中学生300円、小学生以下無料
アクセス
地下鉄「小野」駅から徒歩約5分
クレジットカード
不可
公式サイト
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