有名な日本三景の一つ、天橋立。美しい景色を楽しみたいけれど混雑は避けたいなら、対岸の飛龍観、北側にある「傘松公園」も選択肢に入れてみてほしい。こちらはよりのんびりとしていて、開放感がある。ここは有名な「昇龍観」発祥の地でもあり、展望台に立って海に背を向けて「股のぞき」をすると、砂州全体が一瞬で反転し、青空へと飛び立つ青龍のように見える。とても特別な体験だ。
上りは安定感のある車両型のケーブルカーがおすすめ。道中、ゆっくりと高度を上げていく。下りはぜひ、足が宙に浮く一人乗りリフトを体験してほしい。涼しい風を受けながら海と砂州全体を見下ろせて、視界も広く、スリルがあって爽快。初春の空気は少し冷たく、枝先には咲き始めた桜が彩りを添え、詩や絵のような風景だった。
混雑を避けるため、朝早く出発するのがおすすめ。昼はそのまま2階の展望レストランで食事を。熱々のきつねうどんを一杯頼んで体を温めると、窓の外には天橋立の見事なパノラマが広がる。食後には濃厚でなめらかな日本のソフトクリームを一本。最高の贅沢で、完璧だった。

























