【本島サイクリング 】歴史と自然が感じられる本島を自転車で一周

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瀬戸内海の岡山県香川県の間の海域に浮かぶ塩飽諸島。その塩飽諸島の中心にある本島は、古くから腕利きの船乗りが育ち、江戸時代(1603-1868年)には海運で栄えた島です。今も美しい日本家屋の町並みが残る本島をレンタサイクルで一周してみましょう。

丸亀港からフェリーで本島へ。本島についたら自転車を借りていざサイクリング!

香川県丸亀港からフェリーで約35分。瀬戸内の多島美を望みながら本島へ向かいます。まずは本島港の左側にある本島汽船待合所で、自転車をレンタル。手続きを終えたら早速サイクリングスタートです。
今回紹介するのは、島を一周する約16kmのコース。歴史スポットを巡りながら、海沿いの道を走ります。ゆっくり進んでも約2時間で回れるので初心者でも安心。さらに本島汽船待合所では電動自転車もレンタルできるので、体力に自信のない方は電動自転車がおすすめです。

本数が限られているので、行きと帰りのフェリーの時間はチェックしておきましょう。
本数が限られているので、行きと帰りのフェリーの時間はチェックしておきましょう。
本島汽船待合所で申込書に記入して自転車をレンタル。
本島汽船待合所で申込書に記入して自転車をレンタル。

戦国時代の武将たちの文書が残る塩飽勤番所跡

本島港から自転車で約5分、比較的なだらかな道を走っていくとまず見えるのが、塩飽勤番所跡。こちらは、塩飽諸島の650人の船方の中から選ばれた「年寄」と呼ばれる実力者たちが交代で政務をとった政所跡です。現在の建物は1860年に改築されたもので、白土塀の長屋門、本館、御朱印蔵などが残されています。本館には武将・織田信長、豊臣秀吉、徳川家康から与えられた朱印状や海路図などが展示されています。

正面には長屋門があり、他の三方は約42mの土壁で囲まれています。
正面には長屋門があり、他の三方は約42mの土壁で囲まれています。
塩飽についての史料がずらり。朱印状を保管していた石櫃も展示されています。
塩飽についての史料がずらり。朱印状を保管していた石櫃も展示されています。

塩飽勤番所跡

住所
〒763-0223 香川県丸亀市本島町泊81
TEL
0877-27-3540
営業時間
9:00~16:00
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料
大人¥200
URL
URL

瀬戸大橋を眺め、歴史ある町並みを目指す

塩飽勤番所跡を東に進むと目の前に海が開け、そこからは瀬戸大橋を望むことができます。そのダイナミックな風景は、自転車をこぐ足を止めて、じっくり眺めたくなるほど!しばし景色を堪能した後は風情のある町並みを残す「笠島まちなみ保存地区」を目指します。ここは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、江戸後期から戦前に建てられた建物が並んでいます。

瀬戸大橋を望むことができる道路。本島一番のビュースポット。
瀬戸大橋を望むことができる道路。本島一番のビュースポット。
笠島まちなみ保存地区では、白壁や古い土塀が続く町並みが楽しめます。
笠島まちなみ保存地区では、白壁や古い土塀が続く町並みが楽しめます。

日本の様式美が堪能できる吉田邸

笠島まちなみ保存地区の中でも立ち寄りたいのが吉田邸。築100年の建物は塩飽大工によって建てられたもので、刀の武具であるつばをはめ込んだ欄間、長さ12mの節のない一本杉が使われた廊下、陶磁器製のトイレなど、家の隅々までこだわりが見られます。また、江戸時代の画家・伊藤若冲(1716-1800)の掛け軸(現在はレプリカを展示)が見られるなど、日本の美を堪能できます。

家の主人である吉田さん。今もたまに寝泊まりしているのだとか。
家の主人である吉田さん。今もたまに寝泊まりしているのだとか。
床の間越しに見る、松の木。日本の美意識が感じられます。
床の間越しに見る、松の木。日本の美意識が感じられます。

吉田邸

住所
〒763-0221 香川県丸亀市本島町笠島314
TEL
090-8692-1827
営業時間
要予約
定休日
要予約
入場料
大人¥400
URL
URL

西側は瀬戸内の島を眺めながらサイクリング

吉田邸を後にして、サイクリングを再開。島の北側は少しアップダウンがあり、気持ちよくサイクリングができます。屋釜海水浴場にはトイレがあるので、一息つくのにぴったり。西側へ近づくとまた穏やかな道が続くので、瀬戸内の島々を眺めながらのんびりと走りましょう。そのまま南側を走り、本島最大のアップダウンを越えると港へ到着!歴史と自然を感じられる本島サイクリングは旅のいい思い出になるはずです。

屋釜海水浴場で休憩。瀬戸内海を眺めながら砂浜を歩いてみるのも素敵。
屋釜海水浴場で休憩。瀬戸内海を眺めながら砂浜を歩いてみるのも素敵。
海沿いを走ることができる西側の道路。潮風が気持ちいい。
海沿いを走ることができる西側の道路。潮風が気持ちいい。

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