絶景と様々な体験を楽しめる福岡のシンボル・福岡タワーの観光ガイド

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

福岡のシンボルとして愛されている「福岡タワー」。
展望室では地上123mの高さから福岡の街や美しい海、夜には「夜景100選」に選ばれた絶景が楽しめる。
福岡の中心部からアクセスしやすい位置にあり、周辺には観光スポットも多く、福岡観光にお勧めのスポットだ。
この記事では「福岡タワー」の見どころはもちろん、周辺でお勧めの観光スポットも併せて紹介しよう。

目次

福岡タワーってどんなところ?

福岡県福岡市に位置する「福岡タワー」。
1989年に開催された「アジア太平洋博覧会」のモニュメントとして建てられたランドマークタワーで、福岡を代表する観光スポットだ。
タワーの全長は234mあり、海浜タワーとして日本一の高さを誇る。
地上123mにある最上階の展望室からは、福岡の街並みや博多湾に沈む夕陽、「夜景100選」に選ばれた景色を、360度の大パノラマで望める絶景スポットだ。
そんな「福岡タワー」は2019年に開業30周年を記念し、リニューアルオープン。
エントランスから展望室までの道のりを、海から空に向かうような体験ができる内装に改装。
VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を利用したスポットや、その他多くのアクティビティもリニューアルの際に追加された。
そのため、エンターテイメント要素の多さも魅力のひとつとなっている。
福岡の観光地をVRで空中散歩したり、ご当地フィギュアが入手できるガチャガチャがあったりと、アクティビティの数々を楽しもう。

福岡の絶景を見るなら「福岡タワー」は外せない
福岡の絶景を見るなら「福岡タワー」は外せない

福岡タワーへのアクセス

福岡の観光拠点である「博多駅」を起点に、福岡タワーへアクセスする方法を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
電車でもアクセスできるが、乗り換えが多いため、バスでのアクセスがお勧めだ。

経路
1. 「博多駅博多口」を出て、徒歩で「博多バスターミナル」へ移動
2. 「博多バスターミナル」で西鉄バスへ乗車し、バス停「福岡タワー」にて下車で到着
所要時間
約30分

福岡タワーの営業時間と料金

福岡タワーの営業時間と料金は、下記の表を参考にしてほしい。
混み具合によっては最終入館が早まるため、ギリギリでの入場は避けることをお勧めする。

営業時間
9:30〜22:00(最終入館は21:30)
料金
・大人:800円
・小中学生:500円
・幼児(4歳以上):200円

福岡タワーの各フロアの魅力と見どころ

「福岡タワー」は展望室から福岡を一望できるだけでなく、エンターテイメントやグルメも楽しめる。
これから紹介するフロア毎の魅力と見どころを参考に、「福岡タワー」を満喫してほしい。

展望3階・SKY View123の魅力と見どころ

最上階の展望室である「SKY View 123」。
地上123mにあるこのフロアは、福岡の街並みや博多湾、夜には「夜景100選」に選ばれた絶景を360度のパノラマで一望できる。
数ある海浜タワーの中で、日本一の高さを誇る福岡タワーからの眺望は必見だ。
フロアを回る際に参加してほしいのが「スタンプラリー」。
カードに紹介された6つの観光スポットを探し、スタンプを全て集めれば、展望2階にある「SKY Café & Dining Refuge」をお得に利用できる。
VRで展望室と同じ高さの空中散歩が楽しめる「SKY Walk 123歩」や、夜に訪れると床に装飾された蓄光石が光る、幻想的な写真スポット「スカイイルミネーション」も見どころだ。

「夜景100選」に選ばれた絶景は見逃せない
「夜景100選」に選ばれた絶景は見逃せない
地上123mの空中散歩を楽しめる「SKY Walk 123歩」
地上123mの空中散歩を楽しめる「SKY Walk 123歩」
「スカイイルミネーション」で幻想的な一枚を記念に撮影しよう
「スカイイルミネーション」で幻想的な一枚を記念に撮影しよう

展望2階・SKY Café & Dining Refugeの魅力と見どころ

展望2階にある「SKY Cafe & Dining Refuge」では、一面ガラス張りになっており、絶景を眺めながらランチやディナーを楽しめる。
昼間のランチやカフェ利用はもちろんだが、夜景100選に選ばれた特別な景色を眺めながらのディナーもお勧め。
特にお勧めのメニューは、福岡タワー限定スイーツの「虹色ロールパフェ」。
タワーの形をしたカラフルな見た目は、背景の景色と相まって写真映えすること間違いなしだ。

この写真と「虹色ロールパフェ」の見た目を比べてみよう
この写真と「虹色ロールパフェ」の見た目を比べてみよう

展望1階・SKY Play 116の魅力と見どころ

地上116mにある展望1階の「SKY Play 116」は、様々なエンターテイメントが詰まったフロア。
その中にある見どころを4つに絞って紹介しよう。
ひとつ目は、まるで天空からカプセルが落ちてくるかのような「天空ガチャ」。ユニークな九州のご当地フィギュアが手に入る。
二つ目は、空に向けて発射したピンボールが落ちた場所のおみくじを引くことで、運試しができる「おみくじピンボール」。博多弁で書かれたおみくじは、思い出として持ち帰りたい。
三つ目は「恋人の聖地」と呼ばれる、巨大なハート型のオブジェ。二人で手を繋ぎ、スイッチに触れると、ハートが光る仕掛け。カップルで訪れる場合は記念撮影してみてほしい。
四つ目は、タワーの外の映像にUFOなどのCGを重ねた映像が映し出される「ハプニングウィンドウ」。ARを使った体験が楽しめる、子供に人気のスポットだ。

思い出にピッタリなご当地フィギュアが手に入る「天空ガチャ」
思い出にピッタリなご当地フィギュアが手に入る「天空ガチャ」
カップルでの記念撮影にピッタリな「恋人の聖地」
カップルでの記念撮影にピッタリな「恋人の聖地」

地上1階・SKY Portの魅力と見どころ

地上1階の「SKY Port」と呼ばれる場所には、エントランスとエレベーターホールがある。
海中をイメージしたホールは、天井から海をイメージしたブルーの光が降り注ぎ、幻想的な演出を楽しめる。

福岡タワーの玄関を通ったら、どんな空間になっているかはお楽しみ
福岡タワーの玄関を通ったら、どんな空間になっているかはお楽しみ

福岡タワー周辺の観光スポット3選

福岡タワー周辺にも、潮風を浴びて自然を満喫できるビーチや福岡の歴史を学べる観光スポットなど、魅力的な観光スポットは多い。
その中でも特にお勧めの観光スポットを3つ厳選して紹介しよう。

1. シーサイドももち海浜公園

福岡タワーやPayPayドームといった福岡のランドマークが建ち並び、近代的な雰囲気ただよう博多湾のウォーターフロント。
百道浜の海辺に広がる、人工的に整備された約1.5kmのビーチがこの「シーサイドももち海浜公園」だ。
都心とは思えないほど広く清潔感あふれるビーチでは、遊泳のほかビーチバレーやビーチサッカーといったビーチスポーツを楽しむことができ、サマーシーズンともなると多くの人出で賑わいを見せる。

白砂の人工ビーチが広がる、都心のマリンリゾート
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2. 福岡市博物館

シーサイドももち地区の中心に位置する博物館。北側に福岡タワー、川を挟んだ東側に福岡PayPayドームなどもあり、観光スポットとなっている。
その誕生は平成2(1990)年。地域の歴史と民俗を研究・展示する博物館として開館した。
常設展示では「FUKUOKA アジアに生きた都市と人びと」をテーマに、福岡の歴史と民俗を紹介。
また、アジア各地のおもちゃや楽器、衣服、生活道具などを見て楽しめる「体験学習室(みたいけんラボ)」や、ショップ、カフェなどもある。

教科書で見た「漢委奴国王印」の金印がここに!福岡の歴史を学ぼう
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3. BOSS E・ZO FUKUOKA

2020年7月、PayPayドーム横にオープンした「BOSS E・ZO FUKUOKA」。1階から屋上まで、ビル全体で多種多様なエンターテインメントを満喫できる。
注目はビルの屋上にある「絶景3兄弟 SMBC日興証券」。
ビルの壁面に沿って地上40mの高さから一気に滑り降りる全長100mのチューブ型スライダー「すべZO」、地上60mで体験できる1人乗りのぶら下がり式レールコースター「つりZO」、そしてクライミング&ボルダリング施設「のぼZO」と、いずれもスリル満点のアトラクションだ。

上から下までまるごとエンタメ! 話題のアトラクション大集結の複合ビル
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福岡タワーに関するよくある質問

Q

福岡タワーの高さは何mですか?

A

高さは234mです。展望室は地上123mにあります。

Q

福岡タワーはいつ何のために建てられたの?

A

1989年にアジア太平洋博覧会のモニュメントとして建設されました。

Q

福岡タワーでは何ができるの?

A

展望室から景色を楽しめるだけでなく、様々なエンターテイメントも楽しめます。

まとめ

福岡のランドマークである「福岡タワー」。
展望室から絶景を眺めるだけでなく、様々なエンターテイメントも楽しめる、見どころ満載のスポットだ。
福岡県には、他にも数多くの観光スポットやご当地グルメを楽しめるスポットがたくさんある。
福岡観光を楽しみたい方は、福岡の魅力とお勧めの観光スポットを紹介している、こちらの記事も併せて読んでほしい。