日本スタイル×アメリカンビーフで味わいが最大化!とっておきの東京レストラン3選

日本スタイル×アメリカンビーフで味わいが最大化!とっておきの東京レストラン3選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP


日本各地のグルメが集まる東京で、いま肉好きや名だたる飲食店の注目を集めている食材がある。
それが、アメリカンビーフだ。
アメリカンビーフは赤身と脂身のバランスが秀逸!牛肉本来の力強い旨味がぎゅっと詰まっていて一口嚙むごとにおいしさが広がると人気だ。
この記事では、東京で日本ならではの体験とともにアメリカンビーフを堪能できる名店3選をご紹介しよう。

「VIEW & DINING THE SKY」で極上ローストビーフ越しの富士山を眺める

東京の中心にいながら、遠くにそびえる富士山を望める場所がある。
ホテルニューオータニの最上階に位置する「VIEW & DINING THE SKY」は、そんな贅沢な景色とともに、和・洋・中と多彩な料理をビュッフェスタイルで楽しめるダイニングだ。

美しい眺望を眺めながら特別なひとときを
美しい眺望を眺めながら特別なひとときを

そのはじまりは1964年。
創業者の「東京オリンピックのために世界中から訪れるお客さまに、日本が誇る富士山を見せたい」という思いから誕生した回転ラウンジが前身だ。

ロマンチックな東京の夜景と極上のディナーを楽しんで
ロマンチックな東京の夜景と極上のディナーを楽しんで

広々とした空間は、東京の街並みを見渡せる360度パノラマ。
にぎやかな都市の喧騒を離れて、家族や友人とゆったり過ごすのにぴったりの場所だ。

臨場感とできたてを味わうライブキッチン
臨場感とできたてを味わうライブキッチン

このレストランでぜひ味わってほしいのが、ホテル創業時から愛され続ける「ローストビーフ」。
初代料理長が海外の伝統製法を用いて考案して以来、ホテルの看板メニューとして親しまれている。
使用しているのは、アメリカンビーフの中でも最上級のUSプライムグレード。
赤身と脂身のバランスが抜群で、しっかりとした肉の旨みと、やわらかな食感が特徴だ。

開業時から受け継がれる「ローストビーフ」
開業時から受け継がれる「ローストビーフ」

低温でじっくり火を入れることで、肉の中に旨みを閉じ込める。
口に入れた瞬間ふんわりと立ちのぼる香ばしさ、ほどよい歯ごたえとジューシーさに驚かされる。
グレイビーソースも肉の旨みを引き立てるためにシンプルに仕上げられており、一口食べるごとに肉そのもののおいしさを感じられる。

山わさびと肉の香りが鼻に抜ける
山わさびと肉の香りが鼻に抜ける

脂がしつこくないため、何枚でも食べたくなるような軽やかさがあり、上品な味わいが印象的。
肉本来の力強い旨みをしっかりと楽しめるこの一皿は、日本人のみならず海外のゲストからも人気だという。

旬の野菜とローストビーフをビュッフェ形式で楽しめる
旬の野菜とローストビーフをビュッフェ形式で楽しめる

日本の四季を感じる絶景の中で味わうローストビーフ。
アメリカンビーフが持つ確かな品質と旨みが、日本のおもてなしと融合したこのひとときは、きっと忘れられない旅の思い出になるはずだ。

基本情報

日本語名称
VIEW & DINING THE SKY
郵便番号
102-8578
住所
東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ザ・メイン 17F
営業時間
ランチ[1部]11:30~13:30、[2部]12:00~14:00、[3部]12:30~14:30、[4部]13:00~15:00[5部]13:45~15:45(※ランチ5部は土曜・日曜・祝日のみ)、ディナー[1部]17:30~19:30、[3部]18:00~20:00、[3部]18:30~20:30、[4部]19:00~21:00
定休日
年中無休
予算
ランチ平日10,500円、土曜・日曜・祝日12,500円、ディナー平日15,000円、土曜・日曜・祝日17,000円(※サービス料別)
クレジットカード
公式サイト
公式サイト

日本スタイルの焼肉レストラン「恵比寿焼肉 kintan」

焼肉激戦区・恵比寿で、確かな存在感を放つ「恵比寿焼肉 kintan」。
2013年のオープン以来、“その街で一番愛される、焼肉レストランになりたい”という思いを胸に、味と空間づくりの両面から磨きをかけてきた人気店だ。
店名の「KINTAN」は、焼肉で最初に楽しむ“タン”への自信と、グルメな大人たち——いわば“金の舌”を持つゲストに愛される店を目指す、2つの思いを込めて名づけられている。

落ち着いた雰囲気でデートや会食での利用も多い
落ち着いた雰囲気でデートや会食での利用も多い

“焼肉レストラン”としてのこだわりは細部にまで宿る。
床下にダクトを通すことで、一般的な焼肉店に見られる天井からの大きな換気ダクトをなくし、スタイリッシュで開放感あふれる空間を実現。
大切な人との会話を妨げない心地よいひとときを演出しており、ビジネスパーソンのランチから、誕生日や記念日といった特別なシーンまで幅広く利用されている。

ゆったりとくつろげる個室席も完備
ゆったりとくつろげる個室席も完備

そんな恵比寿焼肉kintanで味わいたいのが、アメリカンビーフを使った珠玉の2品「新・30日間熟成KINTAN」と「PRIMEハラミ」だ。

まず新・30日間熟成KINTANは、専用の熟成庫で30日間かけてドライエイジングした極上の牛タン。
温度、湿度、風向きまで徹底管理された環境でじっくり熟成させることで旨みが凝縮し、濃厚な味わいを引き出している。
使用しているのはアメリカンビーフ。
アメリカの広大な大地で育った牛たちのたくましいタンは、力強さと豊かな旨みを備えており、日本の焼肉文化にぴったりと寄り添う存在だ。

リニューアルしたばかりの「新・30日間熟成KINTAN」
リニューアルしたばかりの「新・30日間熟成KINTAN」

この新・30日間熟成KINTANは、2024年11月にリニューアルされたばかり。
従来はシンプルな塩味のみだったが、今回はカット後に秘伝のタレで揉み込む工程を加えることで、さらに余分な水分を引き出し、熟成香と旨みを際立たせた。
口に入れた瞬間、ナッツのような芳醇な香りが広がり、タン元、タン先という部位ごとの異なる食感と味わいを一度に楽しめるのも醍醐味だ。

まずは何もつけずに一口。2枚目からお好みでレモンを
まずは何もつけずに一口。2枚目からお好みでレモンを

運動量が多いタン先は噛み応えがあり、噛むたびにじわじわと旨みが広がる。
一方、タン元は脂のりが良く、驚くほど柔らかでジューシー。
ひと皿で2つの魅力を存分に味わえるのは、新・30日間熟成KINTANならではの贅沢だ。

肉好きから圧倒的な人気を誇る「PRIMEハラミ」
肉好きから圧倒的な人気を誇る「PRIMEハラミ」

そして、もうひとつの名物が「PRIMEハラミ」。
アメリカ農務省(USDA)によって最高位の「プライム」ランクに格付けされたアメリカンビーフのハラミを使用している。
PRIMEハラミは、肉質のきめ細かさと豊かな霜降りが特徴。
ハラミ特有の肉肉しさに加え、驚くほど柔らかな食感と濃厚な肉の旨みを楽しむことができる。

タレは辛口と甘口の2種類。どちらも肉の旨みが引き立つ
タレは辛口と甘口の2種類。どちらも肉の旨みが引き立つ

品質基準の確かさも、恵比寿焼肉kintanがアメリカンビーフを選び続ける理由のひとつだ。
熟成タンもハラミも、日本の焼肉シーンに欠かせない人気メニューだからこそ、ゲストに常に高いクオリティの一皿を届けたい——そんな思いが込められている。

ガラス張りでシックな外観が印象的
ガラス張りでシックな外観が印象的

焼肉文化を知り尽くした日本の名店が選んだアメリカンビーフ。
特別なひとときを彩る一皿を、恵比寿でぜひ堪能してほしい。

基本情報

日本語名称
恵比寿焼肉kintan
郵便番号
150-0021
住所
東京都渋谷区恵比寿西1-10-3トラストリンク恵比寿ビル1F/2F
営業時間
11:30~15:00(L.O.14:30)、土曜・日曜・祝日11:00~15:30(L.O.14:30)、18:00~23:15 (L.O.22:45)、土曜17:00~23:15 (L.O.22:45) 、日曜17:00~22:00 (L.O.21:30)
定休日
年末年始
予算
ランチ4,000円〜5,000円、ディナー10,000円〜15,000円
クレジットカード
公式サイト
公式サイト

日本産ブナの薪で焼き上げる薪火料理が味わえる「NEW LIGHT」

渋谷駅から歩いてすぐ、都市型公園「MIYASHITA PARK」の3階に構えるレストラン「NEW LIGHT」。
薪火で仕上げる料理を中心に、国内外から集めた旬の食材をヨーロッパ料理のエッセンスとともに味わえる一軒。

モダンでスタイリッシュな外観が目を引くファザード
モダンでスタイリッシュな外観が目を引くファザード

ガラス張りの開放的な空間にはコンテンポラリーアートが飾られ、洗練された空気が流れる。
薪火が香るメインホールや、心地よい風が抜ける広々としたテラス席は、時間を忘れて食事を楽しみたくなる心地よさだ。

世界的に活躍するグラマラス森田恭通氏がデザインした空間
世界的に活躍するグラマラス森田恭通氏がデザインした空間

日本産ブナの薪を使用した薪火料理が自慢のNEW LIGHTで、注目すべき一皿が「アメリカンビーフ“極黒牛”」だ。
アメリカの広大な自然の中で、特別な血統を受け継いで育てられた希少なアメリカンビーフ。
きめ細かな脂の甘みと、赤身肉ならではの力強い旨みをあわせ持った、贅沢なステーキに仕上がっている。

「アメリカンビーフ“極黒牛”」
「アメリカンビーフ“極黒牛”」

この「極黒牛」を、NEW LIGHTでは薪火を使ってじっくりと火入れして提供。
薪火は炭火とは異なり“水分を含んだ炎”を生み出すため、食材の水分を閉じ込めたまま焼き上げることができる。

付け合せの野菜も薪で焼いている
付け合せの野菜も薪で焼いている

これにより、アメリカンビーフは驚くほどジューシーに、そして薪ならではの芳ばしいスモーキーさをまとった仕上がりとなる。
味付けはごくシンプルに山わさびと塩こしょうのみ。
ソースをかけないのは、薪の香ばしさと肉本来の旨みを存分に味わってもらうためである。

極黒牛は、アメリカ・アイダホ州のスネークリバー沿いに広がる大地で、約500日以上という長い肥育期間をかけて育てられている。
牛が自然に成長できる環境で大切に育てられるため、肉質はやわらかく霜降りのサシも美しい。
和牛とはまた違った、赤身の旨みとほどよい脂のバランスが絶妙で、薪火調理との相性も抜群だ。

アメリカンビーフと薪の香りは相性抜群
アメリカンビーフと薪の香りは相性抜群

さらに、NEW LIGHTではソムリエが選んだ豊富なワインリストも魅力のひとつ。
極黒牛のステーキと赤ワインをあわせれば、渋谷にいることを忘れてしまうほど贅沢な時間が流れるだろう。
訪れるなら、夜遅い時間は混み合うことも多いため、比較的落ち着いて過ごせる早めの来店がおすすめ。
渋谷の新たなランドマークで、薪火とアメリカンビーフが織りなすとっておきのひとときを、ぜひ体験してみてほしい。

基本情報

日本語名称
NEW LIGHT
郵便番号
150-0001
住所
東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North 3F 301
営業時間
11:30〜(L.O.15:00)、18:00〜(L.O.21:30)、土曜・日曜・祝日10:00〜(L.O.14:30)、17:30〜(L.O.21:30)※CAFE&BARは11:00〜22:30(L.O.22:00)
定休日
施設に準ずる
予算
ランチ2,000円〜3,000円、ディナー6,000円〜8,000円
公式サイト
公式サイト

アメリカンビーフが選ばれる3つの理由

1. 旨みたっぷりでジューシーな味わい

アメリカンビーフの魅力は、その圧倒的な旨みと深いコクにある。
広大なアメリカの大地で育った牛たちは、栄養価の高いトウモロコシや大豆を食べ、しっかりとした赤身肉とジューシーな脂身のバランスを生み出している。
噛むたびに感じる力強い味わいはまさに一級品であり、食材本来の旨みが際立つ。

2. 輸送期間中にほどよく進んだ熟成度

アメリカンビーフは輸送中に2〜3週間かけて低温熟成されることで、肉質がさらに深みを増す。
うま味成分であるアミノ酸の量が増え、肉の味が一段と濃縮されることで、焼き上げた際にその香りや風味が際立つ。
熟成の過程で引き出される深い味わいは、他の肉では得られない魅力的な要素である。

3. 健康志向にも嬉しい栄養価

アメリカンビーフは、脂質が和牛の約3分の1、カロリーは約半分という低脂肪・低カロリーが特徴で、健康的に楽しめる食材である。
そのため、良質なたんぱく質やビタミンB群を豊富に含んでおり、栄養バランスに優れている。
健康を意識した食事を求める方々にも最適な選択肢と言えるだろう。

旨みと深いコクが味わえ、栄養価も高いアメリカンビーフ
旨みと深いコクが味わえ、栄養価も高いアメリカンビーフ

まとめ

東京で楽しむ、選び抜かれたアメリカンビーフのおいしさ。
赤身と脂の絶妙なバランス、力強い旨み、そして身体に優しい栄養価——。
日本の名店の技と情熱によって引き出されたその魅力を、ぜひあなた自身の舌で味わってみてほしい。
特別なひとときにふさわしい一皿が、きっと忘れられない時間を演出してくれるはずだ。

©USMEF
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