
訪れる前に読むべきJUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)完全ガイド
2025年7月25日にオープンした「ジャングリア沖縄」は、日本で高い注目を集めている、大自然の中で解放感と贅沢さを感じられるテーマパークだ。
22種類もの新感覚アトラクションを筆頭に、圧倒的スケールと非日常の世界を通じて、来場者を深い没入体験へ誘う。
子供から大人、カップル、家族と、誰と訪れても楽しめるのも魅力のひとつ。
この記事では、ジャングリア沖縄へのアクセスやチケットといった基本情報と併せて、その魅力を紹介していく。
事前に知っておきたい内容を網羅した完全ガイドとなっているので、ぜひ最後まで読んでほしい。
ジャングリア沖縄ってどんなところ?
広大な森と山々からなる沖縄本島北部の「やんばるエリア」。
エリア内の約80%が常緑広葉樹林に覆われ、温亜熱帯海洋性気候の中で独自の生態系を育んでおり、2021年にユネスコ世界自然遺産に登録された。
やんばるの森から連なる緑溢れる大自然を舞台にした大型テーマパークが「ジャングリア沖縄」だ。
「Power Vacance!!(パワーバカンス)」というコンセプトのもと、やんばるエリアならではの圧倒的な自然美と興奮、贅沢が融合した体験ができる。
総面積60haの広大な敷地には、アトラクション・ショー・レストランなどの見どころが満載で、一度足を踏み入れるとワクワクとドキドキが止まらない。
恐竜との遭遇や自然との一体感、そして1日を彩る最後の花火ショーを通じて、本能を揺さぶる心地よい解放感に包まれるだろう。
営業時間は10時〜19時30分が多いものの、日によって異なるため、訪問前に公式サイトを確認してほしい。また、定休日は設定されていない。

ジャングリア沖縄へのアクセス
沖縄観光の玄関口となる「那覇空港」を起点とした「ジャングリア沖縄」への行き方を以下にまとめた。
メインルートは空港から直接アクセスできる「ジャングリアエクスプレス」だ。
空港に加えて国際通り・県庁前にもバス乗り場があり、原則予約制・片道2,500円となっている。
レンタカーは出発時間やルートに自由を求める方、やんばる急行バス+シャトルバス(片道2,100円)はコストを優先する方にお勧め。
移動手段 | 経路 | 所要時間 |
---|---|---|
シャトルバス | 直行便のジャングリアエクスプレスに乗車 | 約2時間20分 |
レンタカー |
那覇空港→沖縄自動車道→許田インターチェンジ→国道58号or国道449号・県道71号を北上(今帰仁村方面へ進む)→ジャングリア沖縄 ※敷地内の駐車場は有料の事前予約制、提携のイオン名護店 屋上パーキングは無料かつ予約不要 |
1時間30分~2時間 |
やんばる急行バス+シャトルバス |
1. 「那覇空港国内線ターミナル1階外・2番バスのりば」からやんばる急行バス・運天港行に乗車し、「名護市役所前」で降車、名護市役所まで徒歩で移動 2. 「名護市役所」からジャングリアエクスプレスに乗車し、「ジャングリア沖縄」で降車、到着※空港に目印となるバス停なし、上記以外の便もあるが運賃が高くなる |
約2時間30分 |

ジャングリア沖縄のチケットの種類と料金
ジャングリア沖縄の入場チケットは、以下の大きく4種類に分かれている。
滞在スタイルや楽しみ方に合わせて選ぶと良いだろう。
- 1Dayチケット
- パーク内の全アトラクションを楽しめる
- スパチケット
- スパ ジャングリアのみ楽しめる
- パーク&スパ1Dayチケット
- アトラクションとスパの両方をセットで楽しめる
- プレミアムパス
- アトラクションの待ち時間を短縮、整理券発行枠を優先確保できる ※単体での利用不可
それぞれの料金は下記にまとめた。
種別 | 大人(12歳以上) | 子供(4歳~11歳) |
---|---|---|
1Dayチケット | 6,930円 | 4,950円 |
スパチケット | 2,640円 | 1,540円 |
パーク&スパ1Dayチケット | 9,720円 | 6,490円 |
プレミアムパス | 990円~2,970円 | 990円~2,970円 |
※1. 料金は全て税込み,3歳以下は無料
※2. 有料で日程の変更可能
※3. スパチケットはいずれも今帰仁村の入湯税除く(条例制定前に利用した場合は返金)
※4. パーク&スパ1Dayチケットは500円分のフードカートクーポン付き(利用条件あり)
効率的かつスムーズに楽しみたいなら利用すべき「プレミアムパス」
プレミアムパスとは、待ち時間や整理券の取得行列を気にせず、効率的にパークを楽しみたい方にお勧めのチケット。
1Dayチケットと組み合わせて購入することで、よりスムーズに満喫できる。気になるアトラクションがある方は、早めの購入がお勧め。
プレミアムパスには、以下3種類の利用方法がある。
種別 | 利用方法 | 対象アトラクション |
---|---|---|
スタンバイ・アトラクション | 一般の待ち列をスキップし、プレミアムパスの指定した時間に乗車可能。 |
・DINOSAUR SAFARI ・FINDING DINOSAURS ・BUGGY VOLTAGE: Fun Adventure Course ・BUGGY VOLTAGE: Adrenaline Challenge Course ・YAMBARU FRIENDS |
整理券対象アトラクション | 通常はオフィシャルアプリで先着取得が必要な無料整理券を、パス購入時にあらかじめ体験時間を指定・確保できる。 |
・SKY PHOENIX ・TITAN'S SWING ・TREE-TOP TREKKING ・SKY-END TREKKING ・HUMAN ARROW ・GRAVITY DROP ・BUNGEE GLIDER ・TREASURE FIGHT |
ショー・アトラクション | 上演や演出エリアへの優先入場権。指定入場時間までにエリアに向かえば、自由にベストポジションで観覧できる。 |
・JUNGLIA SPLASH FES ・JUNGLIA “HANABI” |
プレミアムパスの価格一覧
アトラクション単体のプレミアムパスもあれば、複数のアトラクションがセットになったプレミアムパスもある。
価格はパスの内容やアトラクションによっても異なるので、以下の表を参考にしてほしい。
- DINOSAUR SAFARI+BUGGY VOLTAGE: Fun Adventure Course
- 2,970円
- DINOSAUR SAFARI+BUGGY VOLTAGE: Adrenaline Challenge Course
- 2,970円
- DINOSAUR SAFARI+YAMBARU FRIENDS
- 2,970円
- FINDING DINOSAURS+BUGGY VOLTAGE: Fun Adventure Course
- 2,970円
- FINDING DINOSAURS+BUGGY VOLTAGE: Adrenaline Challenge Course
- 2,970円
- FINDING DINOSAURS+YAMBARU FRIENDS
- 2,970円
- DINOSAUR SAFARI
- 1,870円
- FINDING DINOSAURS
- 1,870円
- SKY PHOENIX
- 2,640円
- HORIZON BALLOON
- 2,640円
- BUNGEE GLIDER
- 2,640円
- GRAVITY DROP
- 2,640円
- HUMAN ARROW
- 2,640円
- TITAN'S SWING
- 2,640円
- TREE-TOP TREKKING
- 1,980円
- SKY-END TREKKING
- 1,980円
- JUNGLIA SPLASH FES
- 990円
ジャングリア沖縄のチケットの購入方法
ジャングリア沖縄のチケットの購入方法は主に以下の4つだ。
いずれも購入後の払い戻し・取消はできないので券種や日程の選択ミスには注意しよう。
当日チケットは売り切れる可能性が高いため、事前に購入しておくことを強くお勧めする。
- 公式Webサイト
-
希望日・チケット種別を選択し、クレジットカードなどで決済。
購入後に届く電子チケット(QRコード)を提示して入場
※要会員登録、約3ヶ月先まで購入可 - ファミリーマート(コンビニ)
-
店頭にあるマルチコピー機から、「JUNGLIA 沖縄」を選択、操作ガイドに従って必要事項を入力後し、レジでチケットを購入
※一部店舗では取り扱いなし - 指定の旅行代理店、JUNGLIAオフィシャルホテルズ
- JTB・HISなどの旅行会社もしくはJUNGLIAオフィシャルホテルズが販売する、チケット付き宿泊プランやツアーに申し込む
- パークのチケット窓口
-
現地のチケットカウンターで当日券の購入
※当日に空きがない場合は購入不可
※国内在住者向けのチケット購入時は、現地で本人確認書類の提示が求められる場合あり
これから始まる冒険への期待感を高める「JUNGLIA TREE(ジャングリアツリー)」
「JUNGLIA TREE」はパークのエントランス付近にそびえ立つ神秘的な巨木だ。
直径12m、全長14.5mにも及ぶ圧倒的な存在感を放ち、来場者に冒険の”始まり”を伝える特別な役割を担う。
SNS映えするフォトスポットとしても注目を集め、家族写真・記念撮影する場所にピッタリ。
単なる大きいモニュメントだけでなく、「生きているシンボル」という点も覚えておいてほしい。
ガジュマル・デイゴをはじめ、沖縄の代表的な約10種類の樹木が植えられており、時間・季節の経過とともに表情を変えていく。
年月を重ねるごとに増していく貫禄も見どころだ。

ジャングリア沖縄の注目アトラクション7選
ジャングリア沖縄には、やんばるの美しい自然を舞台にした魅力的なアトラクションが22種類もある。
どれも今までに味わったことのないようなスリルや贅沢感に満ちており、大人も子供も楽しめる充実のラインアップだ。
その中でも特に体験してほしい7種類のアトラクションを紹介しよう。
1. DINOSAUR SAFARI(ダイナソーサファリ)
ジャングリア沖縄で目玉のライド型アトラクション。
参加者は12人乗りの大型オフロード車に乗り込み、広大なジャングルを約17分間かけて駆け抜ける。
車体の激しい揺れやリアルな演出により、まるで恐竜時代に迷い込んだような臨場感を味わえるのが特徴だ。
道中では全長約19mのブラキオサウルスやステゴサウルス、トリケラトプスなど20頭もの恐竜たちが最短1mの距離に接近。
クライマックスには突如T-REXが襲来し、熱帯植物をかき分けながら襲い掛かかってくる最強の肉食恐竜から逃走するスリルを体験できる。
予測不能な展開の連続に大興奮間違いなし。
※対象:4才以上かつ95cm以上、10才未満は16才以上の同伴が必要
2. HORIZON BALLOON(ホライゾンバルーン)
直径約23mの巨大な気球に乗り込んで空中トリップを楽しめる「HORIZON BALLOON」。
標高200m超の上空から生命力に満ちたやんばるの森や、陽光に輝くエメラルドグリーンの海を360度のパノラマで満喫できる。
眼下に広がる光景を眺めていると、時が止まったかのような不思議な気分にさせてくれる。
昼間の鮮やかな緑と青空、夕暮れ時のピンクからオレンジに変わる空のグラデーションなど、時間帯ごとに新たな感動を味わえるのも魅力のひとつ。
日本では珍しいガス気球による独特の浮遊感と安定した飛行も特徴だ。
澄み切った空気の中でワイングラスを優雅に傾けるという非日常的な贅沢は旅のハイライトになるだろう。
※10才未満は18才以上の同伴が必要
3. BUGGY VOLTAGE(バギーボルテージ)
「BUGGY VOLTAGE」は、大自然を舞台にした本格バギーアトラクション。
初心者・子供向けの「Fun Adventure Course(ファンアドベンチャーコース)」、急斜面やジャンプ台など難所が続く上級者向け「Adrenaline Challenge Course(アドレナリンチャレンジコース)」の2種類のコースがある。
南国特有のガジュマル・ヤエヤマヤシに囲まれたジャングルを疾走する爽快感が最大の魅力だ。
軽快なエンジン音とともにアップダウンの激しい道を走るワクワクはジャングリア沖縄ならではの体験となるだろう。
1人乗りと2人乗りのバギーが用意され、家族・カップル・友人同士でも楽しめるのもポイント。
なお、飲酒時は運転不可、2人乗りは要普通自動車免許(国際免許を含む)のほか、乗車には対象年齢・身長・体重制限が設けられているので注意してほしい。
4. FINDING DINOSAURS(ファインディング ダイナソーズ)
家族や仲間と楽しめるジャングル探索型のストーリーアトラクション。
参加者は迷子になったパキリノサウルスの赤ちゃんを、自らの足で探すミッションに挑戦する。
コースには生い茂る木々のトンネル、ユラユラ揺れる吊り橋、自分で操作するトロッコ、薄暗い洞窟など、冒険心をくすぐる多彩な仕掛けが満載。
道中でアンキロサウルスやプテラノドンといった可愛らしい恐竜たちと触れ合えるのも見どころのひとつ。
協力しながらゴールを目指すので終わった後の達成感を共有でき、お互いの絆もより一層深まるだろう。
※10才未満は16才以上の同伴が必要
5. SKY PHOENIX(スカイフェニックス)
「SKY PHOENIX」は、ハラハラドキドキ全開のジップラインアトラクション。
高さ約19mのタワーから両手を広げてダイブし、約280mのコースを一気に滑空する。
足元のステップが消えた瞬間、翼を手に入れたかのように風を切ってハイスピードで駆け抜け、やんばるの大自然を自由に飛べる爽快感と開放感を味わえるのが魅力だ。
滑空中は眼下に広がる熱帯植物や森、遠くに沖縄の海を望む絶景が広がり、非日常的な冒険体験が楽しめる。
最新レール型技術による浮遊感とスピード感を両立した安定走行なので、絶叫マシンが苦手な人にもお勧め。
※対象:132cm以上かつ120kg未満、10才未満は18才以上の同伴が必要
6. SPLASH BATTLE(スプラッシュバトル)
ウォーターシューター(水鉄砲)を使ってチーム対抗で水をかけ合う爽快バトル型アトラクション。
晴れ渡る青空の下ではめをはずして思いきりはしゃぎながら、全身ずぶ濡れ必至の白熱した戦いを行う。
シンプルなルールながら仲間との協力・相手チームと競い合う中で、自然と絆や笑いが生まれるのが魅力だ。
ミストファン・ビーチサンダル タオル付きといった楽しさを倍増させるアイテムの購入もお勧め。
年齢・身長制限もないので子どもから大人まで幅広い年代が一緒に盛り上がれ、終了後は灼熱の暑さが吹き飛ぶほどの大興奮と清涼感に包まれる。
最高の夏の思い出作りに参加してみてはいかがだろうか。

7. YAMBARU FRIENDS(やんばるフレンズ)
「YAMBARU FRIENDS」は、やんばるの森を舞台にしたシアター型アトラクション。
好奇心旺盛なヤンバルクイナ「ジャン」、温厚なシーサーの「シシ」を中心に個性的なキャラクターが数々登場する。
ゲストは彼らとの会話を通じて、森の動植物や不思議なエピソードについて学ぶとともに仲間として温かく迎え入れてもらえる経験ができる。
最大の見どころはジャンとのインタラクティブなコミュニケーションだ。
ジャンは様々なことを教えてくれるだけでなく、外の世界にも興味津々でゲストに質問も投げかける。
一期一会のやり取りが楽しめる癒やし系のアトラクションで、暑さで疲れた時の休憩にもピッタリ。
※10才未満は16才以上の同伴が必要

移動時間もワクワクが続く「TAM TAM TRAM(タムタムトラム)」
「TAM TAM TRAM」は、広大なパーク内を快適かつ効率的に移動する路面電車型のアトラクション。
大きなラッパのような賑やかな外観のトラムに乗り込み、歩くときとは異なる視点から園内の景色を眺められる。
乗車中は用意された楽器を自由に叩き、ノリノリのナビゲーターのかけ声やリズムに合わせて、参加者みんなで音を奏でながら愉快なひとときを過ごせるのが魅力だ。
移動そのものがエンターテインメントとなり、音楽と一体となったユニークな体験を味わえる。
移動中もワクワクできる時間が続くので、楽しさが途切れずより満喫できるだろう。
※10才未満は16才以上の同伴が必要、気象状況で中止の場合あり

冒険を締めくくる演出を楽しめる「JUNGLIA “HANABI”(ジャングリア花火)」
生の演奏・迫力満点のアクロバット・炎の演出と花火が組み合わさった複合型ナイトショー。
赤・黄・青・緑・白といった色とりどりの花火がパーク全体に響き渡る音楽と完全にシンクロして打ち上がり、満天の星と南国の夜風の中で視界を埋め尽くす。
光害の少ない沖縄本島北部ならではの澄んだ星空と花火のコントラストは圧巻で、都会では見られない美しい空間にゲストを誘う。
観客との距離も近く、音や振動がダイレクトに伝わるのもポイント。
日中のアトラクションとは雰囲気が一変し、光の花が夜空に咲き乱れる幻想的な光景が広がり、昼と夜で2つの世界を楽しめる。
冒険の締めくくりにふさわしい特別なエンターテインメントを体感しよう。
ショーを開催しない日もあるため、確実に見たいなら事前に公式サイトを確認してほしい。

ジャングリア沖縄だからこその体験ができる3つの飲食施設
多彩なアトラクションだけでなく、飲食店・フードカードが充実しているのも、ジャングリア沖縄の魅力のひとつ。
沖縄産の食材を使った料理が美味しいのはもちろん、その見た目や店づくりにもこだわっており、食事中も特別な時間を過ごせる。
幅広い人が楽しめるように子供向け・ヴィーガン対応メニューも用意されている。
敷地内にある一部のレストラン・フードコートの魅力を紹介していこう。
1. PANORAMA DINING(パノラマ ダイニング)
園内を一望できる全面ガラス張りのレストラン「PANORAMA DINING」。
高い吹き抜け天井から自然光が降り注ぐ店内に足を踏み入れると、息をのむほど雄大なジャングルと青空のパノラマ絶景が目の前に広がる。
夕暮れ時は空が美しいグラデーションに染まり、夜は花火が打ち上がるなど、空間自体も特別な食体験の一部となる。
特に鳥かごに見立てたネスト席(有料)では、宙に浮かぶような感覚を味わえるのでお勧め。
メニューにはシェフの斬新なアイデアが施された一品が揃う。
肉汁たっぷりの「ジャングリア ハンバーグ」、恐竜の卵をイメージした「ザウルス ウッフ」、贅沢な食事体験ができる「スペシャルコース JUNGLIA」をはじめ、見た目も味も楽しめる料理が盛りだくさん。
※ディナータイムは2部制(17時・19時)で事前予約必須
2. WILD BANQUET(ワイルド バンケット)
「WILD BANQUET」は、パークの中心部にある活気に満ちた屋外レストランだ。
ヤシの木や色鮮やかな熱帯植物に囲まれた南国リゾート感あふれる空間が広がり、ジャングルの中の祝祭に参加しているような非日常体験を演出。
最大の見どころは目の前で調理が行われるライブキッチン。
沖縄県産の新鮮な食材の数々をシェフが豪快にグリルするド迫力の光景が食欲をそそる。
メニューには「THE WILD ビーフバーガー ~石垣産黒毛和牛~」、「THE WILD グリルコーン」、「THE WILD シュー」など見た目も味もワイルドな料理が並ぶ。
心地よい風が吹き抜ける木製テーブル席での食事は、音や香りもスパイスとなって旅のひとときに彩りを添える。
3. TROPICAL OASIS(トロピカル オアシス)
「TROPICAL OASIS」は、ジャングリア沖縄に併設された温泉施設「SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)」にあるレストラン&バー。
温泉・パークでのアクティビティを満喫した後の余韻に浸りながら、南国リゾートらしいグルメ体験を堪能できる。
一面ガラス張りの店内からはやんばるの美しい景色を望め、島の恵みを感じるインテリアやゆっくりと過ぎる時間が身も心も癒してくれる。
メニューは沖縄の医食同源の思想「命薬(ぬちぐすい/健康に良い食べ物)」を取り入れ、革新性と伝統を融合させた地産地消のユニークな料理が多い。
「冷製パスタ ~マグロ、もずく、シークワーサー~」、「SPAタパス」、「黒糖モヒート」など、この地だからこそ味わえる一品が人気だ。
食べ歩きも楽しめる「FOOD CART(フードカート)」にも注目!
パーク内には、全10カ所に移動式の軽食スタンド「FOOD CART」も点在。
アトラクション間の移動や休憩時、散策途中などに立ち寄り、工夫を凝らしたユニークなグルメを楽しもう。
なかでも、豊富な味のバリエーションと食感が特徴のカラフルな「JUNGLIA ポップコーン」、見た目とのギャップに驚く島豆腐を使った「しろくもまん」はぜひ味わってほしい。
ショッピング・お土産選びを楽しめる「VILLEAGE BAZAAR(ビレッジバザール)」
「VILLEAGE BAZAAR」は、エントランスビレッジに位置するショッピングスポット。
賑やかな“Market”と上品な“Resort”に分かれており、どちらも足を踏み入れた瞬間に南国リゾートの空気に包み込まれる。
雑貨・アパレル・オリジナルグッズなど幅広いラインアップが並び、どのアイテムもジャングルの世界観を感じさせつつ、日常使いの実用性を兼ね備えている。
沖縄ならではのお土産にぴったりな商品もあるので、歩き回るだけでも楽しめるだろう。
特にお勧めはプレゼント用にも喜ばれる王道かつ定番の「ロゴTシャツ」だ。
テンションを高める相棒「カチューシャ ティラノサウルス」、旅行時に活躍する「ワリフバッグ(ショッピングバッグ)」も要チェック。
冒険の疲れを癒やせる「SPA JUNGLIA(スパ ジャングリア)」
「SPA JUNGLIA」はやんばるの大自然に包まれた、総面積26,000㎡を誇る極上のスパ施設。
ギネス記録の認定を受けた世界最大級の「インフィニティ風呂」を備え、亜熱帯の森や山々、空と一体化するような絶景を堪能しながらリラックスできる。
屋外には南国リゾートらしい植物に囲まれたサウナ・真っ白な石灰岩風呂、屋内には美肌効果の高い天然温泉・洞窟風呂など、女湯10種・男湯9種のバラエティに富んだ浴槽が揃う。
沖縄由来の植物配合したオリジナル製品をはじめ、充実のアメニティを用意するパウダールームも魅力でアフターバスも優雅な時間が続くのもうれしい。
※入浴時の水着着用不可、タトゥー・刺青が入った方は入館不可
宿泊者限定の特典も魅力!ジャングリア沖縄周辺のお勧めホテル
ジャングリア沖縄内に宿泊施設はないが、最高の沖縄旅を提供するパートナー「JUNGLIAオフィシャルホテルズ」がある。
提携パートナーの4施設では、「1.5Day入場チケット」や混雑時も安心の「入場確約1Dayチケット」など宿泊者限定の特別プランをはじめ、様々な特典を用意している。
車でパークまで35分ほどでアクセスも良好で観光拠点としても便利なため、内容を参考に気になったホテルに泊まってほしい。
1. オリエンタルホテル 沖縄リゾート&
「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」は、世界自然遺産に指定された沖縄本島北部の「やんばる」の入口に位置するリゾートホテル。
「島とあそぶ 森とつながる」をコンセプトに、ホテルを通してやんばるとつながる体験が可能だ。
客室の窓際に設置された全面ガラス張りのリビングスペースからは東シナ海を望め、くつろぎのひと時を過ごすことができる。
ジャングリア沖縄からは車で約35分。宿泊者限定でホテルとジャングリア沖縄間を繋ぐシャトルバス「ジャングリア エクスプレス」(有料)の運行も予定している。

2. オリオンホテルモトブリゾート&スパ
「オリオンホテルモトブリゾート&スパ」は、美ら海水族館・備瀬のフクギ並木といった人気観光地と隣接するリゾートホテル。
オーシャンフロントの客室にはバルコニーが付き、全部屋から伊江島やサンゴ礁の絶景を一望できるのが大きな魅力だ。
チェックイン後にウェルカムドリンク(オリオンビール・シークヮーサードリンク・さんぴん茶)を無料で1杯飲めるのもうれしいポイント。
また、館内に2億年前の地層から湧く「ジュラ紀温泉美ら海の湯」があり、屋内外の温泉・サウナで心身を癒せる。
ジャングリア沖縄からは車で約26分、上述の直行便「ジャングリアエクスプレス」でのアクセスも可能(宿泊者限定・滞在期間中のみ)だ。

3. カヌチャリゾート
世界自然遺産にも登録される沖縄北部の「やんばる」エリアの玄関口に位置する、約80万坪の緑豊かな森や海に囲まれたカヌチャリゾート。
敷地内には9つの宿泊棟をはじめ、レストランやビーチ、プール、ゴルフ場やレストラン、ショップまでが点在する、まるでひとつの街のようなリゾートだ。
客室は、ゆとりある間取りが特徴のスタンダードなツインルームから、オープンジェットバスや天蓋付きベッドなどエグゼクティブ仕様の設備の揃うスイートタイプの部屋まで、コテージタイプの部屋も含め全部で19種類。
ジャングリア沖縄からは車で35分ほど到着。
レンタカーを利用しない人でも、ジャングリア沖縄とホテルを繋ぐ「ジャングリア エクスプレス」があるため安心だ。

4. ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド 沖縄
「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」は、360度を海に囲まれた瀬良垣島全体と沖縄本島側にまたがる唯一無二のアイランドリゾート。
瀬良垣島全体がリゾートホテルとなっており、インフィニティプール・グスクプールをはじめ、多彩なプールが充実する。
夏季にはナイトプールやDJイベントも開催され、非日常感あふれる滞在がかなう。
全室オープンエアバルコニー付きの客室は343室あり、どの部屋からも美しい海の眺望が楽しめる。
館内施設も充実し、心温まるホスピタリティへの評価も高い。
ジャングリア沖縄からは車で約30分、レンタカーを利用しない人は路線バスに乗車し、「渡良垣ビーチ」で降りると着く。
※ジャングリアエクスプレスの発着なし
ジャングリア沖縄を安心して楽しむために知っておきたい3つのサポート
小さな子供連れのファミリーや荷物の多い旅行客にこそ、活用してほしいサービス・サポートがある。
また、レストルームの設置・モバイルバッテリーの貸出(有料)など快適に過ごせるような細やかなサービスも多いのも魅力だ。
小さな子供連れでも安心して楽しめる充実したサポート
ジャングリア沖縄は子連れの方向けのサポートも充実しており、小さな子供連れでも快適に楽しめる。
入園ゲートすぐのレンタルスペースでは1日1,000円でベビーカーを貸出している。
園内には授乳室が設置されるほか、各レストルームにおむつ交換スペースの完備と赤ちゃんと一緒でも安心だ。
また、万が一子供が迷子になった時はエントランス横のゲストリレーションで預かり、保護者との再会をサポート。
各アトラクションに設けられた年齢・身長基準に子供が満たない場合は、入口で「チャイルドスイッチ」サービスを使えばグループ内の大人の交代乗車が可能だ。
並び直しや遠慮が不要で家族全員が無理なく満喫できるのがポイント。

エントランスゲートに設置されたコインロッカーと手荷物預かり所
ジャングリア沖縄では、エントランスゲートを入った先にコインロッカーが設置されている。
500円のMサイズ(W346×D422×H370mm)が36台、800円のLサイズ(W346×D482×H774mm)が18台あり、スーツケースやリュックサックといった一般的な荷物の保管に便利だ。
いずれのサイズにも入りきらない大きな荷物については、近くの手荷物預かり所(有料)に預けることになるが、数に限りがあるので利用希望の場合は早めの手続きがお勧め。
ただし、貴重品・可燃物・精密機器・飲食物・生き物などの一部は預かり不可なため、事前に利用規約を確認しよう。

冒険の思い出を形として残せる「フォトサービス」
ジャングリア沖縄では、以下のアトラクションにて体験中の写真や動画を自動撮影する「フォトサービス」を提供している。
乗り終えた直後に専用モニターで撮影データを確認し、1DayチケットのQRコードと紐づけておくことで、後から購入サイトで選択した写真・動画をダウンロードできる。
アトラクションに夢中になりながらも、興奮や感動の瞬間を自然な形で手軽に残せるのが大きな魅力だ。
「勇気を出した瞬間」・「思わず声を上げた表情」といったベストショットを思い出として持ち帰ろう。
対象アトラクション
- DINOSAUR SAFARI
- BUGGY VOLTAGE: Adrenaline Challenge Course
- BUGGY VOLTAGE: Fun Adventure Course
- BUNGEE GLIDER
- SKY PHOENIX
- GRAVITY DROP

沖縄北部の魅力を満喫!ジャングリア沖縄と合わせて巡りたいスポット3選
沖縄本島北部「やんばるエリア」は手つかずの自然と多彩なアクティビティ、独自の文化を体験できる魅力的な地域だ。
透明度の高い美しい海を楽しめるだけでなく、ユネスコ世界自然遺産に登録された亜熱帯森林には多くの固有種や希少動植物が生息している。
魅力的な観光スポットも多いが、ここでは人気スポットを3つに厳選して紹介しよう。
ジャングリア沖縄と合わせて巡るには1泊では足りないため、2泊・3泊することも、ぜひ検討してほしい。
1. 沖縄美ら海水族館
「沖縄美ら海水族館」は、沖縄の海洋博公園内にある、人気の観光スポット。建物4Fからエスカレーターで3Fへ降りたら水族館入口へ着く。
2F・1Fへと海深くへ潜っていくような造りになっている。神秘に満ちた沖縄の生き物たちの雄大な世界が広がる。
水族館のメインスポットである巨大水槽「黒潮の海」では、世界最大の魚ジンベエザメや、世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタが観察できる。
ジャングリア沖縄から路線バスでアクセスする場合は、乗り継ぎが必要で約1時間30分かかる。
ただ、車なら約30分でアクセス可能だ。

2. 今帰仁城跡
沖縄本島の北部、本部半島にある城跡。琉球が北山、中山、南山の3つの地域に分かれて勢力争いをしていた三山時代の北山王の居城で、築城は13世紀と伝わる。
2000年には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録された。
現在も残る城壁の長さは約1.5km、高さは最も高い所で8mあり、城の規模は約7.9haと「首里城」に匹敵する広さ。
ジャングリア沖縄からは路線バスを乗り継ぎ、約1時間20分。レンタカーなら約20分程度でアクセス可能だ。

3. 備瀬のフクギ並木
碁盤の目のように区画整理された昔ながらの村落・備瀬地区の並木道。総距離約1kmの小道の両脇に樹高10〜20mのフクギが数千本も立ち並び、琉球情緒漂う雰囲気を創り出している。
隣り合う木々の葉が重なりあい、陽光を遮る木陰の下はゆったりとした時間が流れ、南国のリゾート気分を感じながら散策するのにもぴったり。
ジャングリア沖縄から車なら30分以内、路線バスを乗り継ぐ場合は1時間50分ほどかかる。

シャングリラ沖縄に関するよくある質問
Q
再入園は可能ですか?
入場時に使用したチケット、退場時にスタッフから指定された提示が必要なものがあればできます。「スパ ジャングリア」は再入場不可なので注意してください。
Q
子供も楽しめるアトラクションはある?
様々なミッションに挑戦する「ファインディング ダイナソーズ」、キャラクターたちと双方向の会話を楽しむ「やんばるフレンズ」など、多数のアトラクションがあります。
Q
レストランは予約できるの?
「パノラマ ダイニング」のディナータイム(17時・19時)は事前予約制なので、公式サイトから手続きしましょう。ランチ、その他レストランでは来店順の案内となっています。
まとめ
この記事では、ジャングリア沖縄のアクセス・チケットなどの基本情報から、注目のアトラクション・レストランなど、魅力を網羅的に紹介してきた。
ジャングリア沖縄は従来の都市型テーマパークと異なり、自然を最大限に活かした作りとなっている。
「大自然の宝庫」が生み出すパークで未知の冒険に挑めば、忘れられない思い出と感動を得られるはずだ。