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富岡製糸場

世界遺産に登録された日本初の官営模範製糸場で文明開化の時代に思いを馳せよう。

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更新 :

2014年に世界遺産に登録されたことで世界に注目されるようになった「富岡製糸場」。その歴史は古く、明治維新後まで遡る。当時、明治政府は産業や科学技術の近代化を計画。その資金を調達するために力を入れたのが、生糸の輸出だった。そして明治5年(1872年)に日本初となる本格的な器械製糸場として、この「富岡製糸場」が建てられた。

建物はフランス人のオーギュスト・バスティアンによる設計で、木の骨組みに、煉瓦で壁を積み上げて造る「木骨煉瓦造」という西洋の建築方法が用いられているが、屋根は日本瓦で葺くなど、日本と西洋の技術が融合している。

敷地内には国宝に指定されている繰糸所、東置繭所、西置繭所のほか、重要文化財である蒸気釜所、鉄水溜、首長館、女工館、検査人館などがあり、その姿は設立当初からほぼ変わっていない。

建物の見学だけでなく、富岡シルク製品を販売する「シルクギャラリー」や蚕の展示や体験室(有料。2021年9月現在は休止中)など、学んだり買い物が楽しめる場所もあるのでぜひ注目を。

(画像提供 富岡市)

ポイント

  • 世界遺産に登録された国宝。
  • 和洋折衷の木骨煉瓦造が魅力。
  • 敷地内には国宝・重要文化財に指定されている建物が多数ある。
  • 買い物ができる「シルクギャラリー」や楽しく学べる施設を設置。

写真

  • 「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として世界遺産に登録(画像提供 富岡市)

    「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として世界遺産に登録(画像提供 富岡市)

  • 繰糸所内部 自動繰糸機(画像提供 富岡市)

    繰糸所内部 自動繰糸機(画像提供 富岡市)

  • 西置繭所1階のギャラリー(画像提供 富岡市)

    西置繭所1階のギャラリー(画像提供 富岡市)

  • 桜が美しい春の首長館(画像提供 富岡市)

    桜が美しい春の首長館(画像提供 富岡市)

  • 木骨煉瓦造の「西置繭所」(画像提供 富岡市)

    木骨煉瓦造の「西置繭所」(画像提供 富岡市)

  • 和洋折衷の趣ある繰糸所(画像提供 富岡市)

    和洋折衷の趣ある繰糸所(画像提供 富岡市)

口コミ

1
  • Will Lin

    不過就是一個老工廠,門票收1000塊錢實在太貴了!

基本情報

日本語名称
富岡製糸場
郵便番号
〒370-2316
住所
群馬県富岡市富岡1-1
電話
0274-67-0075
料金
大人1000円、高校・大学生250円、小・中学生150円
定休日
年末(12月29日〜31日)
営業時間
9:00-17:00(最終入場 16:30)
アクセス
(1) 上信電鉄「上州富岡」駅より徒歩約10分
(2) 上信越自動車道「富岡」IC下車、各駐車場まで約10分。駐車場より徒歩約10分
※富岡製糸場は車両の乗り入れ不可。車の場合は、近隣の市営駐車場等(無料・有料)の利用を。
喫煙
禁煙
公式サイト
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