佐賀県立 名護屋城博物館

豊臣秀吉の大陸侵攻 (文禄・慶長の役)に際し、出兵の拠点として築かれた「肥前名護屋城」。

築城は天正19年（1591）にはじまりわずか数ヵ月で完成したという。周辺には全国から集まった大名の陣屋が150以上点在する。その後、文禄元年(1592)の開戦から、秀吉の死で諸大名が撤退するまでの７年間にわたり大陸侵攻の拠点となった。

城跡及び陣跡は国内最大規模の城郭群でもあることから、特別史跡「名護屋城跡並びに陣跡」に指定されている。城跡に隣接する博物館では、城の概要や日本列島と朝鮮半島の交流の歴史を多彩な展示で学ぶことができる。

また約430年前の肥前名護屋城の壮大な姿がV Rで蘇るタブレットをぜひ無料レンタルしよう。建造物の内部構造などが目の前に出現したり、再現された三次元空間の中を移動したり、まるで当時にタイムスリップしたかのような臨場感を楽しめる。来館記念に、城郭符とオリジナルの御城印帳を販売している。