
【日本酒入門ガイド】初心者向けに基礎知識・種類・選び方を解説
深い歴史と伝統を持つ日本酒だが、日本人でも選ぶのが難しいほど種類が多い。 選ぶために必要な知識も多く、気軽に挑戦しづらいお酒とも言える。 それでも日本酒に興味があるという方は少なくない。 この記事では日本酒の定義から製造工程、種類の解説をはじめ、初心者にお勧めの日本酒もご紹介。 できる限り専門用語は使わずに、使う必要がある場合は補足説明しながら、日本酒の基礎知識を紹介していくので、安心して読み進めてほしい。
お米を発酵させて造る「醸造酒」である「清酒(さけ)」。
その中でも、日本のお米を使用し、日本国内で醸造したお酒のみが「日本酒」と呼ばれる。
海外のお米を使った清酒や、日本のお米を使って海外で造られた清酒は、日本酒とは認められない。
日本酒は、「特定名称酒」と「普通酒」の2種類。特定名称酒は、吟醸酒や大吟醸酒などの8種類に細分化される。「普通酒」は特定名称酒に該当しない日本酒を指す。
日本酒の味を大別すると、口当たり良く芳醇な味わいの「甘口」と、すっきりとしたドライな味わいの「辛口」に分けられる。
商品ラベルに「日本酒」と明記されているアルコール度数は全て22度未満だが、近年では15度前後のものが主流だ。
日本国内で日本のお米を発酵させて造る日本酒
日本酒を仕込む酒樽
日本酒には様々な種類がある