今宮戎神社「十日戎」

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

今宮戎神社「十日戎」

商売繁昌を願う人が多く参拝する今宮戎神社の例大祭。

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監修 : 今宮戎神社

大阪市浪速区にある今宮戎神社で、毎年1月9日から11日に「宵えびす」「本えびす」「残えびす」として3日間にわたり斎行される「十日戎」。十日戎とは、商売繫昌を祈願する祭礼で、関西地方では斎行している神社が多くある。特に事代主命(えべっさん)を祀る今宮戎神社では最も重要な神事のひとつで、現存する最も古い大阪案内の図「葦分舟(あしわけぶね)」にもその情景が描かれる、歴史と伝統がある祭りだ。

「商売繫昌じゃ笹もってこい」の掛け声で知られ、境内ではあざやかな緑の笹に小判や打出の小槌など色とりどりの小宝吉兆類を結んだ「福笹」が授与される。今宮戎神社ではおそろいの着物に千早と金烏帽子を身につけ福笹を授与する巫女を福娘と毎年50名前後の福娘が十日戎で奉仕をしている。十日戎限定の3日間とその前後数日のみ「十日戎限定御朱印」も授与している。

今宮戎神社「宝恵駕(ほえかご)行列」も見もの。宝恵駕とは、江戸時代特に元禄以降十日戎に今宮戎神社へ福を受けに宗右衛門町商店街等の南地花街の大勢の芸者衆が多数の駕(かご)に分乗し、一年の商売繫昌を祈念したのが始まりです。時代は下り現在では、鯛をのせた福みこしや著名人を乗せた駕(かご)が、道頓堀の「えびす橋」からミナミの街、今宮戎神社まで「ほえかご、ほえかご」という掛け声とともに巡航する。

ポイント

  • 毎年1月9日~11日に開催。
  • 商売繁盛を祈る伝統行事。
  • 小宝吉兆類を結んだ福笹が授与される。
  • 毎年選ばれる福娘にも注目。

写真

  • 商売繁盛を祈り多くの参拝客が訪れる

    商売繁盛を祈り多くの参拝客が訪れる

  • 小宝を結んだ福笹

    小宝を結んだ福笹

  • 授与品を手渡す福娘

    授与品を手渡す福娘

  • 金箔をあしらった十日戎限定御朱印も授与される(御朱印のデザインは毎年変わる)

    金箔をあしらった十日戎限定御朱印も授与される(御朱印のデザインは毎年変わる)

口コミ

基本情報

日本語名称
今宮戎神社「十日戎」
郵便番号
556-0003
開催場所
大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10
電話
06-6643-0150
開催日
1月9、10、11日
アクセス
1)南海「今宮戎」駅から徒歩すぐ
2)OsakaMetro「大国町」駅・「恵美須町」駅から徒歩8分
3)阪堺線「恵美須町」駅から徒歩8分
公式サイト
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