北野天満宮「北野祭 神幸祭・還幸祭」

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北野天満宮「北野祭 神幸祭・還幸祭」

平安時代から続く、豪華絢爛な行列が見られる北野天満宮の秋の大祭。

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監修 : 北野天満宮

京都の北野天満宮で、毎年10月1日から5日にかけて開催される秋の大祭。起源は987年に一條天皇が勅使を遣わして祭典を執り行った「北野祭」までさかのぼる。当時は京都を代表する大祭として賑わったが、応仁の乱(1467-1477)によって祭礼行列は一旦途絶えた。その後、明治時代(1868-1912)に氏子の請願で復興し、秋の収穫に感謝する「瑞饋祭(ずいき祭)」の行列として受け継がれてきた。

祭名の「ずいき」とは、里芋の茎を指し、そのずいきで屋根を葺いた神輿型の神饌が名物。神輿は野菜や乾物で華やかに飾られ、1日から4日の午前中まで、西ノ京の御旅所で展示される。

1日の「神幸祭」では、北野天満宮から御旅所へと神霊を乗せた御鳳輦(ほうれん)が巡幸し、2、3日目は御旅所にて八乙女舞や献茶祭が行われる。4日の「還幸祭」では、再び神輿が北野天満宮へ戻り、地域を巡幸する。期間中は屋台も多く建ち並び、地元住民や観光客で賑わう。

さらに、菅原道真公の御神忌1125年にあたる令和9年(2027)には、本来の例祭としての「北野祭」の巡幸を復活させる計画も進められている。

ポイント

  • 豪華絢爛な行列が見られる。
  • ずいきで屋根を葺いた神輿型の神饌が名物。
  • 御旅所ではさまざまな行事が行われる。
  • 期間中は屋台も並び賑わいをみせる。
  • 令和9年(2027)には本来の「北野祭」巡幸が復活予定。

写真

  • ずいきで屋根を葺いた神輿型の神饌が名物

    ずいきで屋根を葺いた神輿型の神饌が名物

  • 豪華絢爛な神輿行列

    豪華絢爛な神輿行列

口コミ

基本情報

日本語名称
北野祭 神幸祭・還幸祭
郵便番号
602-8386
開催場所
京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮
電話
075-461-0005
開催日
10月1日〜5日
アクセス
京福電鉄(嵐電)北野線「北野白梅町」駅から徒歩5分
公式サイト
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