観光客があまり多くない、こういう小さな町がとても好き。吹屋ふるさと村は岡山県高梁市の山間の高原にあり、古い町並み全体が温かみのある赤褐色で統一されている。赤い外壁に伝統的な石州瓦が組み合わさり、遠くから眺めても独特の素朴で古風な趣がある。
ここはかつて銅鉱山とベンガラ(酸化鉄の赤色顔料)で栄えた鉱山町。当時の豪商が残した立派で精巧な古い屋敷も多く、通りを歩くと、かつての繁栄の面影を感じられる。
にぎやかな観光地の古い町並みよりも、吹屋のような静かな雰囲気のほうが好き。行き交う人混みもなく、時折数人の旅人に出会う程度で、通りをゆっくり歩き、ゆっくり写真を撮れるのがとても心地いい。
古い町並みや古民家、歴史を感じる場所が好きで、人混みの観光地が苦手なら、半日ほど時間を取って訪れるのがおすすめ。何も急がず、のんびり一周するだけで十分楽しめる。




