
札幌観光に外せない!「白い恋人パーク」で楽しむスイーツ&幻想的な世界
北海道札幌市にある「白い恋人パーク」。
庭園を有する敷地の中には、白い恋人を製造している工場からレストラン・カフェまでが並び、見る・作る・食べるが揃う複合型施設として知られている。
2025年に開園30周年を迎え、長年多くの人々から愛される札幌を代表する観光スポット。
今回はそんな「白い恋人パーク」の魅力やお勧めのワークショップ、スイーツを、余すことなくご紹介。
白い恋人パークを満喫したい方は、ぜひ参考にしてほしい。
お菓子とファンタジーが融合した「白い恋人パーク」とは?
「白い恋人パーク」は、北海道銘菓「白い恋人」を手掛けるISHIYAが運営するお菓子のテーマパークだ。
札幌中心部からやや離れた宮の沢エリアにあり、小樽方面からもアクセスしやすいことから、観光客が多く訪れる定番スポットとなっている。

園内は無料エリアと有料エリアに分かれており、天候に左右されず多彩な楽しみ方ができるのが魅力だ。
無料エリアには「ローズガーデン」やおみやげ・ベーカリーショップが揃った「チュダーハウス」などがあり、散策や買い物、軽食を気軽に楽しめる。
一方の有料エリアでは、工見学やお菓子作り体験ができる「チョコトピアファクトリー」「チョコトピアマーケット」が人気で、チョコレートや白い恋人の歴史を深く知ることができる。
製造ラインの見学に加え、オリジナルスイーツのデコレーションを楽しめるワークショップも好評で、家族やカップル、友人同士の思い出作りにぴったりだ。
滞在時間は、見学と買い物のみなら約1時間、体験や食事も楽しむ場合は2〜3時間が目安となる。
混雑が増えるのは土日や観光バスの到着が集中する時間帯で、特に冬季のイルミネーション開催時は夕方以降も来園者が多い。
ゆっくり回りたい場合は、時間に余裕を持って訪れたい。



「白い恋人パーク」の入館料と購入方法
「白い恋人パーク」は有料エリアに入る際に入館料が必要となる。
大人(高校生以上)は800円、4歳〜中学生までは400円、3歳以下は無料で楽しめる。
有料エリアの入場に加えて、チョコレート菓子「白い恋人」1枚がプレゼントされる嬉しい特典付きだ。
チケットの購入は現地窓口でも可能だが、お勧めは公式サイト内からの事前購入。
来館時チケット購入のために並ぶ必要がなく、当日でも購入可能&購入後5分程度で入園ができるのでスムーズに楽しめる。
もしお菓子作り体験も利用希望であれば、チケット購入と同時に予約ができるので、合わせて活用しよう。
※「白い恋人パーク」の料金については変更となる場合があります
タイミングが合えばバースデー特典も活用しよう!
誕生日もしくは誕生日前後1日なら、バースデー特典が受け取れるのも見逃せない。
チケットセンターで誕生日が記載された証明書を見せると「オリジナルバースデーバッジ」と、大人気フード「白い恋人ソフトクリーム」の引換券がプレゼントされる(有料エリア利用者限定)。

「白い恋人パーク」へのアクセス
札幌市営地下鉄東西線「大通」駅から「宮の沢」駅まで約16分。
下車後、徒歩約7分で到着する。
地下鉄を降りた後も道のりの半分以上は屋内を移動できるため、雨天や寒い時期の来園も安心だ。
札幌中心部からバス・車などを利用した場合は、約30分で到着できる。

「白い恋人パーク」だから体験できる5つのこと
「白い恋人パーク」は、お菓子作り体験や工場見学、フォトジェニックな建物や庭園まで楽しめるテーマパーク。
子どもから大人まで一日中ワクワクできる魅力が詰まっている。
ここでは「白い恋人パーク」ならではの体験を5つに厳選して紹介していく。
1. フォトジェニックなローズガーデン&からくり時計塔で写真撮影
エントランス近くに広がる「ローズガーデン」は、季節の草花やバラが咲き誇る庭園になっている。
英国風の「チュダーハウス」とヨーロッパ風の街並みが背景になるので、どこを切り取っても写真映え満点。
お勧めのフォトスポットには、スマホをセットできるカメラ台があるため、旅の記念の写真撮影も簡単だ。
建物の一角にはからくり人形が登場する時計塔がそびえ立ち、音楽とともに人形が動き出す時間は必見。
花と時計塔に囲まれた空間は、まるでファンタジーの世界に迷い込んだような気分に浸れる。


2. 「チョコレートの四大革命」プロジェクションマッピング鑑賞
チケットセンターを抜けると、「チョコレートの四大革命」について学べるプロジェクションマッピングエリアに到着。
こちらではチョコレートを愛するイシミッティ博士と助手と共に、時空を超えるチョコレートの旅を体験できる。
カカオの発見から現代のチョコレート文化まで、映像と音で分かりやすく紹介。
ときにはゲストの助けが必要なシーンや、クイズに参加する場面も登場。
子どもはもちろん、大人も「へえ!」と学びながら楽しめるコンテンツだ。

3. 北海道銘菓「白い恋人」と「バウムクーヘン」の製造工程を見学
有料エリアを進むと「チョコトピアファクトリー」へ。
ここではガラス越しに「白い恋人」と「白いバウム」の製造工程を見学できる。
ものすごいスピードでできあがり、ロボットによって箱詰めされていく「白い恋人」は必見!
ほかにもここでしか見ることができない「金の白い恋人」の展示もチェックしよう。

※2026年1月〜7月末まで製造ラインの見学不可。別途、期間限定コンテンツを展開予定
4. お菓子と楽しい思い出を作るワークショップ体験
自分だけの「白い恋人」を作れるワークショップや、クッキーのデコレーションなどが楽しめる「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」。
エプロンをつけて、パティシエ気分でスイーツ作りに挑戦しよう。
作ったお菓子は箱に入れて持ち帰ることが可能。
家族や友人と一緒に参加すれば、思い出に残ること間違いなし。

5. ISHIYAの歴史や限定展示を見学
「チョコトピアハウス」から「チュダーハウス」へ移動すると、ISHIYAの歴史や過去のパッケージを見学できる「イシヤミュージアム」へ到着。
「白い恋人」が生まれたきっかけや、北海道みやげとして愛されるまでのストーリーを知ると、いつものお菓子が少し特別に感じられるはず。
また昔のデザイン缶やグッズ、すべて砂糖で作られた「白い恋人パーク」の模型も展示されている。

見る・作る・食べるが揃う「白い恋人パーク」のお勧めスポット6選
お菓子作りや工場見学、展示や庭園など、見る・作る・食べるが揃い、一日中楽しめる「白い恋人パーク」。
ここでは「白い恋人パーク」のお勧めスポットを6つ紹介していこう。
1.「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」(チョコトピアマーケット内)
有料エリア内4階は「チョコトピアマーケット」と呼ばれるお菓子作り体験や、カフェでスイーツを食べて楽しめるエリア。

なかでも「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」は、観光客に一番人気のスポット。
お菓子作りができるワークショップが体験でき、思い出もおみやげも一度にゲットできるだろう。
予約は当日枠もあるが、曜日や時間帯によってはすぐに埋まってしまうこともあるそうだ。
またオリジナルの白い恋人を制作できる「私の白い恋人手作りコース」は、2日前までの完全予約制となっている。
隣接する「チョコレートラウンジ・オックスフォード」や、ここだけの限定「白い恋人生チョコサンド」が食べられる「トライアルプレイス・コヴェント」でひと休みするのもお勧めだ。

2. チョコトピアファクトリー
製造見学エリア「チョコトピアファクトリー」は、大人気の北海道みやげ「白い恋人」を製造する巨大工場。
ベルトコンベアに流れる白い恋人や、焼きあがるバウムクーヘン、ロボットアームによって素早く箱詰めされていく様子などを見学できる。
ところどころにある解説パネルを読みながら見学すると、お菓子作りの奥深さも感じられる。
お子さんも楽しめるように、至る所にクイズやギミックが仕込まれているので探してみよう。
見て触れて学べば、白い恋人がよりおいしく感じるはずだ。

3. チョコトピアハウス
「チョコトピアハウス」はからくり時計塔内にあり、チョコレートの歴史や貴重なアンティークチョコレートカップなどを展示している。
ヨーロッパの街並みを思わせる内装に歴代パッケージや広告、チョコレートにまつわる資料が並び、ロマンチックな雰囲気に浸れるエリア。
プロジェクションマッピングや仕掛け展示もあるので、ミュージアムが苦手な人でも楽しみながら見て回れるだろう。
ところどころに、チョコレートの妖精プルミとラムルの足跡が残されているので、探しながら巡るのもお勧めだ。


4. ガリバータウン・ポッケ
子ども連れなら、屋外有料エリアの「ガリバータウン・ポッケ」は外せないスポット。
カラフルな小さな家や乗り物が並ぶ“子どもサイズの街”で、なりきり遊びやごっこ遊びが楽しめる。
「白い恋人パーク」の世界観そのままに、絵本の中に迷い込んだような雰囲気。
子どもたちがイキイキと遊び回る姿はフォトスポットとして人気なのにもうなずける(冬季休業)。

5. チュダーハウス
英国チューダー様式をイメージした「チュダーハウス」は、「白い恋人パーク」の象徴的な建物のひとつ。
建物自体がフォトジェニックなので、外観を背景にした記念撮影もぴったりだ。
1階には「ショップ・ピカデリー」があり、定番の「白い恋人」はもちろん、パーク限定のお菓子やグッズがずらりと並ぶ。
このほか「ベイクショップ・チェルシー」では、注文が入ってからクリームを詰める「白い恋人シュークリーム」など、実演販売が楽しめる。
2階にはソフトクリームやドリンクを楽しめる「カフェ・バトラーズワーフ」がある。
有料エリア見学後やおみやげ選びの休憩にも最適だ。



6. ローズガーデン
無料エリアの「ローズガーデン」は、春から秋にかけて色とりどりの花が咲き誇る美しい庭園だ。
バラや季節の花々が咲き乱れる中、「白い恋人パーク」らしいヨーロッパ風の建物やからくり時計を背景に写真を撮れば、まるで絵本の中に迷い込んだかのようなファンタジーな一枚になる。
園内には散策路も整備されており、花の香りや色彩を楽しみながらゆったりとした時間を過ごせるのも魅力だ。
家族や友人との記念撮影にもぴったりで、訪れるたびに季節ごとの違った風景を楽しめる。

「白い恋人パーク」で食べておきたい!人気スイーツ3選
体験だけでなく、スイーツを目当てに訪れる人も多い「白い恋人パーク」。
ここでは「白い恋人パーク」で人気のスイーツを3つ紹介していく。
1. 大人気の「白い恋人ソフトクリーム」
「白い恋人」のチョコレートを使用した「白い恋人ソフトクリーム」は、「白い恋人パーク」で大人気メニュー。
ホワイトチョコレートの甘さとミルキー感が濃厚なのに後味すっきり。
「白い恋人パーク」のほか一部ISHIYAショップなどでも販売されているが、本拠地で味わうと特別感満点。
カフェ・バトラーズワーフで味わえるほか、園内のベンチでローズガーデンを眺めながら食べるのもいい。

2. 「白い恋人パーク」だけの限定メニュー「白い恋人パフェ」
「チョコレートラウンジ・オックスフォード」で楽しめるのが、「白い恋人」をイメージした「白い恋人パフェ」。
トッピングされた白い恋人やオリジナルのホワイトチョコレートソース。
そして、ホワイトチョコレートやアイスクリームのほか、グレープフルーツやサクサク食感のラング・ド・シャも。
スプーンをすくう度に違った食感が味わえる。
甘いチョコレートだけではなく、柑橘類&ヨーグルトの爽やかな酸味が相まって、味の変化やさっぱりとした後味まで満喫できるだろう。
グラスの中の層も美しく、写真を撮ってから食べたくなる映えスイーツだ。

3. クリームがとろ〜っと広がるアートのような「イシヤパンケーキストロベリー」
同じくチョコレートラウンジで人気なのが「イシヤパンケーキ ストロベリー」。
スタッフがパンケーキを包む筒を外すと、たっぷりのクリームとベリーソースがとろ〜っと広がる様子は必見&撮影必須!
ふわふわのパンケーキには、クリームチーズと生クリームを使っており肉厚でボリューム満点。
シャンティクリームと相性抜群で、生のいちごの甘さ&酸味が加われば、コク深いのにペロリと食べ切れてしまうはずだ。

必ず買って帰りたい!「白い恋人パーク」のおみやげ3選
「白い恋人パーク」ならではのとっておきの体験をした後は、記念となるおみやげを手に入れたいもの。
ここではおみやげにぴったりのアイテムを3つ紹介する。
おみやげ探しに悩んだら参考にしてほしい。
1. 白い恋人パーク サブレ&ガレット アソート
「白い恋人パーク」へ来たからには、ここでしか買えないおみやげを購入したいもの。
そんな方にお勧めしたいのが「白い恋人パーク サブレ&ガレット アソート」だ。
白い恋人パークの印象的な建物が描かれたオリジナル缶には、バターサブレとバターガレットが7枚ずつ入っている。
この組み合わせで楽しめるのは「白い恋人パーク サブレ&ガレット アソート」だけなので、ぜひゲットしよう。

2. オリジナル白い恋人缶&マグネット
おみやげ店「ショップ・ピカデリー」内にある「フォトショップ・メメント」では、世界で一つだけの「白い恋人グッズ」を製作できる。
製作できるのは「オリジナルマグネット(缶)」、「白い恋人36枚入 オリジナル缶」、「白い恋人54枚入 オリジナル缶」の3種類。
なんと白い恋人のパッケージの中心に自分で選んだ写真を入れ、オリジナルの白い恋人を製作できるのだ。
マグネットは手のひらサイズで可愛いと評判。
旅の思い出の写真はもちろん、スマホ内のお気に入りの写真を使えるため、ペットの写真なども印刷可能。
結婚のお祝いや祖父母へのお祝いにも活用されている方が多いそう。
製作に30分以上時間がかかるため、入園後すぐにオーダーし、見学後に取りにくるのがベストだ。


3. 白い恋人パークオリジナルマグネット(春・冬バージョン)
季節ごとのデザインが人気なのが「白い恋人パークオリジナルマグネット」。
春と冬それぞれのシーズンをモチーフにしたマグネットは、見ているだけで「白い恋人パーク」の風景や思い出が甦りそうだ。
手頃な価格なので、自分用はもちろん、ちょっとしたおみやげにもぴったり。
手元に残る「白い恋人パーク」でしか買えないおみやげをお求めの方にイチオシだ。

冬季限定「スイートイルミネーション」で幻想的な夜を堪能
冬の「白い恋人パーク」で外せないのが、夜に開催される「スイートイルミネーション」。
無料エリアで楽しめて写真映えも抜群とあって、地元民から観光客までが集まる人気イベントとなっている。
雪の舞う白い世界に、ホワイトベルのメインツリーや“冬の花”をイメージした光が咲き誇る、幻想的なイルミネーションが広がる。
ホットドリンクの販売がされているので、体を温めながらロマンチックな空間を楽しもう。

注目したいのが、中央にひと際輝く大きなベル。
毎時15分・45分になるとベルがレインボーカラーにきらめき、特別な演出が楽しめる。
さらに、“香り×光”を体感できる「Sweet Flower Area」も登場。
「光の花々」に包まれるような空間で、視覚と嗅覚の両方からイルミネーションを味わおう。
冬の冷たい空気の中で、温かいドリンクやスイーツを片手に楽しむイルミネーションは格別。
昼と夜でまったく違う表情を見せてくれるので、時間に余裕があればぜひ両方体験したい。



スイートイルミネーションの基本情報
- 点灯時間
- 16:00〜19:00
- 公式サイト
- 公式サイト
「白い恋人パーク」の口コミ
「白い恋人パーク」に関するよくある質問
Q
駐車場はありますか?
周辺に有料の駐車場があります。1時間300円(最初の30分無料)で、有料エリアご利用の方は3時間300円・3時間経過後は、利用駐車場の通常料金が適用になります。
Q
ベビーカー置き場や授乳室などはありますか?
あります。
Q
無料のWi-Fiスポットはありますか?
あります。
Q
雨の日でも楽しめますか?
屋内施設が充実しているため、雨天でも楽しめます。
まとめ
「白い恋人パーク」は、フォトジェニックな庭園&建物を“見る”、ワークショップや展示でチョコレートの世界を学ぶ・作る、ここだけのスイーツやグルメを食べることが一度に楽しめるスポット。
無料エリアだけでも十分楽しめるが、有料エリアまで足を伸ばすと「白い恋人」の裏側やISHIYAの歴史まで深く知ることができる。
札幌観光の予定がある方は、ぜひ旅のプランに組み込みたい必見スポットだ。