大阪の中心で動物に癒される!天王寺動物園の観光ガイド
大都会・大阪の中心で自然と動物に触れ合える「天王寺動物園」。
動物園では定番の動物だけでなく、珍しい動物にも出会える。
動物たちのリアルな生態観察だけでなく、様々なイベントが開催されているのも嬉しい。
魅力溢れる「天王寺動物園」の見どころやお勧め観光シーズン、周辺観光スポットをご紹介。
この記事を参考にすれば、「天王寺動物園」を満喫できること間違いなしだ。
天王寺動物園ってどんなところ?
大阪市天王寺区に位置し、天王寺公園内にある「天王寺動物園」。
大阪の中心地にあり、都会のオアシスとして人気の観光スポット。
園内の動物たちの背景には高層ビルがそびえ立ち、都会の中にある動物園ならではの光景も楽しめる。
「天王寺動物園」は1915年に開園した、日本で3番目に長い歴史をもつ動物園だ。
約11haの園内に、約200種1,000点の動物を飼育しており、楽しみながら動物の生態を学べるのが魅力のひとつ。
生息地の景観に近づけ、本来の動物の生態を観察できる「生態的展示」が最大の特徴。
図鑑や映像ではわからない、動物のにおいや行動を間近で見て体験できる。
「天王寺動物園」では、様々な楽しいイベントも開催している。
「ごはん・おやつタイム」では、動物たちが餌を食べる、可愛らしい様子を眺められる。
動物たちの夜の姿が見られる「ナイトZOO」は、期間限定の人気のイベント。
イベントを通して、いつもの「天王寺動物園」では見られない、動物たちの様々な生態を観察してみよう。
天王寺動物園へのアクセス
大阪観光の移動拠点となる「JR大阪駅」から、「天王寺動物園」までのアクセスを紹介しよう。
混同する方も多いが「JR大阪駅」と「梅田駅」は異なる駅なので、注意してほしい。
- 経路
-
1. 「JR大阪駅」から徒歩で「梅田駅」へ移動
2. Osaka Metro御堂筋線の「天王寺行」へ乗車し、「動物園前駅」下車。
3. 「1号出口」より、徒歩5分〜10分で到着 - 所要時間
- 約30分
天王寺動物園の開園時間と入園料
「天王寺動物園」の開園時間と入園料は、下記の表にまとめたので、参考にしてほしい。
16時以降は見学できない動物がいるため、「天王寺動物園」へ行くなら早めの時間がお勧めだ。
- 開園時間
- 9:30〜17:00(入園は16:00まで)
- 入園料
-
・大人:500円
・小学生〜中学生:200円
・未就学児:無料
天王寺動物園のお勧め観光シーズンは?
「天王寺動物園」に飼育されている動物の大半は、日本より温暖な地域が生息地。
そのため、気温が高い夏に動物たちは最も活発になり、様々な行動を観察できる。
水辺に生息するペンギンやホッキョクグマが、水とたわむれる様子を見ていると、涼しげな気分に。
夜行性の動物たちの生態観察ができる大人気のイベント、「夏のナイトZOO」も夏に開催される。
昼間とは違う、動物たちの夜の姿を楽しんでほしい。
迷ったらまずはココ!天王寺動物園の見どころ5選
野生に近い姿が見られる生態的展示が見どころの「天王寺動物園」。
約200種1,000点もの動物が飼育されているため、見どころも盛りだくさんだ。
数ある見どころの中でも、外せない見どころを5つに厳選してご紹介。
何から見るか迷ったら、まずはこの5つのスポットから巡ってみてほしい。
1. 愛らしいホッキョクグマの親子が見られる「ホッキョクグマ舎」
「鳥の楽園ゾーン」の南に位置するクマ舎では、ホッキョクグマが暮らしている。
大きな体に愛嬌ある顔やしぐさで、人気者のホッキョクグマ。
クマの種類では最大級で、泳ぎや潜水が得意。
プールに飛び込んだり、おもちゃで遊んだり、元気でかわいい姿が楽しめる。
今ならホッキョクグマの親子が共に行動する姿も見られる。
2. 世界的にも珍しい動物たちに出会える「アジアの熱帯雨林ゾーン」
熱帯の森を再現した「アジアの熱帯雨林ゾーン」。
木々が植えられ、曲がりくねった道やゴツゴツした岩など、動物の観察と同時に「生態的展示」の仕掛けを見るのも楽しみ方のひとつ。
ニュージーランドの国鳥「キーウィ」や、世界的にも飼育数が少ない真っ黒な顔をした猿「ドリル」など、「天王寺動物園」でしか出会えない動物の展示を楽しめる。
3. 愛らしい動物たちと触れ合える「旧ふれあい広場ゾーン」
動物たちとの触れ合いを通じて、生命のすばらしさや尊さを感じられる広場。
ヒツジやヤギのエサやり体験や、テンジクネズミや日本最小の馬など、愛らしい動物たちと触れ合おう。
周辺にはペンギンをはじめとする、さまざまな鳥類を観察できる人気のスポットもある。
ペンギンの「おやつタイム」では、おやつを食べるかわいい姿を楽しめる。
4. 無邪気に遊ぶ姿に癒される「レッサーパンダ舎」
アフリカサバンナゾーン周辺には、アムールトラやレッサーパンダの獣舎がある。
本来、標高1,800〜4,000mの森林や竹藪で単独生活をしている「シセンレッサーパンダ」。
木登りが得意で、「天王寺動物園」では木の上で休む姿や、おもちゃで遊ぶ愛くるしい姿を観察できる。
5. 夜行性の動物もじっくり観察できる「ナイトZOO」
天王寺動物園では毎年、夏と秋に「ナイトZOO」を開催。
普段は見られない動物たちの、夜の行動観察ができる人気のイベントだ。
通常17時閉園だが、「ナイトZOO」期間中は21時まで園内を楽しめる。
昼間とは違う動物たちの表情や、夜行性の肉食動物の迫力を体験してみてはいかがだろうか。
開催日程は毎年異なるため、観光前に公式サイトをチェックしておこう。
英語・中国語・韓国語に対応できるスタッフも在籍
「天王寺動物園」の「新世界」と「てんしば」のゲートには、英語・中国語・韓国語に対応できるスタッフがいる。
多言語対応可能なスタッフのいるゲートから入場して、疑問や不安を先に解消しておこう。
英語・中国語・韓国語のパンフレットも用意されているので、安心して「天王寺動物園」を楽しめる。
天王寺動物園の周辺観光スポット3選
「天王寺動物園」は大阪の中心地にあるため、周辺にも魅力的な観光スポットが多い。
通称「新世界」と呼ばれる繁華街があるエリアや、超高層複合ビル「あべのハルカス」も徒歩圏内だ。
「天王寺動物園」を満喫したら、訪れてほしい周辺観光スポットを紹介しよう。
1. 通天閣
通天閣は特別野外展望台以下、地上5階、地下1階からなるタワーで、地上87.5mにある5階は、金色で装飾された「黄金の展望台」や、足の裏をなでると幸運が訪れるという神様「ビリケンさん」が鎮座している。
ビリケンさんは3代目で、金髪が特徴的。
最上部の地上94.5m、展望回廊直径8.5mの特別屋外展望台「天望パラダイス」には、先端部分がシールスルーになっている跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」もある。
2. 新世界本通り商店会
「通天閣」や「ジャンジャン横丁」、「スパワールド」がある浪速区恵美須東が、通称「新世界」。
そう呼ばれるようになったのは1912年、この地に「通天閣」や日本で二番目に誕生した遊園地「ルナパーク」が開業した時代までさかのぼる。
新たに生まれた「大阪の新名所」という意味で「新世界」と呼ばれるようになったのだ。以来、歓楽街して発展し、数々の映画やドラマの舞台にもなり、「大阪」といえば必ず取り上げられる名所となった。
3. あべのハルカス
2014年にオープンした高さ(地上)300mの高さを誇る超高層複合ビル。
地下2階から14階のフロアには「あべのハルカス近鉄本店(近鉄百貨店)」と「あべのハルカスダイニング」が入居する。
16階は国内外の多彩なアートの展覧会を開催する「あべのハルカス美術館」。
19階・20階、38〜55階、57階には、「大阪マリオット都ホテル」があり、19階にあるライブキッチン「COOKA」では、季節の野菜や鮮魚、肉などを、窓から眺める地上100mの絶景とともに楽しめる。
天王寺動物園に関するよくある質問
Q
天王寺動物園の見どころは?
動物の生息地の環境を可能な限り再現した「生態的展示」が見どころです。
Q
天王寺動物園にはどんな動物がいる?
キリンやホッキョクグマ・ライオンなど、約200種1,000点の動物を観察できます。
まとめ
都会の癒しスポットでもある「天王寺動物園」。
様々な動物の愛らしい姿を観察し、触れ合うことで、都会の喧騒も忘れてしまうだろう。
この記事を参考に、動物たちの愛らしい姿を思う存分楽しんでほしい。
「天王寺動物園」やこの記事で紹介した観光スポット以外にも、大阪にはまだまだ魅力的な観光スポットがたくさんあるので、こちらの記事も合わせて参考にしてほしい。