【航空科学博物館完全ガイド】成田空港を離着陸する飛行機を間近で見学!
成田空港南側に隣接する航空科学博物館。旅客機の鑑賞スポットとしても知られており、澄み切った空を飛ぶ機体がクッキリと見える冬は特におススメの季節。航空機についての知識を深めることができ、さらに「映える」景色も楽しめる航空科学博物館の見どころをたっぷりとお届けします!
航空科学博物館とはどんな施設?
成田空港南側に隣接する、日本初にして最大級の航空専門博物館。
航空機の実機やリアルなシミュレーター、映像やタッチパネルを駆使した展示など触れたり乗ったりできるものが多く、楽しみながら航空機や空港について理解できる体験型の施設です。
館内には成田空港A滑走路に見立てた玄関アプローチを筆頭にフォトスポットがいっぱい。操縦席の中や空港職員になりきってなど、現実では不可能なシチュエーションの写真も撮影できる。当日予約が必要な有料体験は、スタッフによる説明付きなので初めてでも安心なのがうれしいポイントだ。
館内を満喫した後は、成田空港を望む展望レストラン、エアライングッズや博物館オリジナルグッズが豊富に揃うミュージアムショップにも立ち寄ってみてください。
館内の見どころ、楽しみ方をご紹介
ここからは、航空科学博物館の見どころや楽しみ方をご紹介。
魅力あふれる施設の内容をしっかりチェックしてみてくださいね。
魅力その1. 実物や映像で航空機が空を飛ぶ仕組みがわかる
飛行機のメカニズムや空を飛ぶ仕組みについて学べる1階展示室。吹き抜けのフロアにはボーイング747の大型模型や実機のパーツを展示しています。特に胴体やエンジンなど実機の断面展示は、その巨大さに圧倒されること間違いなし! 270度のパノラマビジョンで大型模型や壁面に映像を投影するプロジェクションマッピングも必見です。
魅力その2. 航空機の歴史と成田空港の秘密に迫る
2階展示室では、さまざまな展示で成田空港について紹介。空港で働く人たちの職種や仕事内容を大型スクリーンとタッチパネルで学ぶことができるほか、シミュレーターによるボーイング機の操縦体験も可能。顔写真とグラフィックを合成し、パイロットや客室乗務員、航空整備士といった空港職員の制服を着た姿を撮影できるコーナーも大人気。300機の航空機模型が展示され、100年にわたる航空機の歴史を学べる立体年表も見ごたえアリ!
魅力その3. 搭乗可能な機体も!往年の航空機20機が並ぶ屋外展示場
空港に離着陸する飛行機がエンジン音を響かせながら頭上を飛び交う屋外展示場では、プロペラ機やヘリコプターなど1950~80年代に製造された約20機を展示。なかにはプロトタイプの国産飛行機「YS-11」のような貴重なものもあり、航空機マニアならずとも必見。天気の良い日には一部の機体に搭乗することもできますよ(有料)。
魅力その4. 展望台や展望室、レストランから眺める飛行機&空港がスゴい!
成田空港の滑走路や航空機を間近に見ることができるビューポイントが館内に複数あるのも人気の理由のひとつ。
航空管制に関する機器が展示された5階の展望展示室では、管制塔さながらの雰囲気の中で4000mの滑走路を離着陸する飛行機を眺めることができる。眼下の屋外展示場に並ぶ懐かしの航空機と、空を飛ぶ現役の航空機が同時に視界に収まるのも注目ポイント。
3階にはジェット機の迫力あるエンジン音も楽しめる展望台や4階には展望レストランがあり、それぞれ異なる風景を堪能できます!
航空科学博物館へのアクセスは?
博物館へのアクセスは鉄道+路線バスを利用するのが便利だ。成田空港行きのすべての電車が停車する空港第2ビル駅で降り、成田第2ターミナルにある成田空港交通の乗降所から約12分のバス乗車で博物館前の停留所に到着。JR成田駅、京成成田駅からなら近くの「成田駅(JR)東口2番乗り場」でバスに乗り、博物館前まで30~40分。
車の場合は東関東自動車道の成田スマートICを下り、国道295号を空港方面に約15分走れば博物館。敷地内にある駐車場を無料で利用できる。
まとめ
飛行機好きが満足するのはもちろん、飛行機に詳しくない人も楽しめる魅力的な展示が充実する航空科学博物館の特集をお届けしました。旅行で成田空港を利用する際にはひと足伸ばし、こちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょう?