異国情緒あふれるスポットの魅力を満喫できる!横浜赤レンガ倉庫の観光ガイド
「みなとみらい」のランドマークのひとつ、「横浜赤レンガ倉庫」。
ショッピングやイベントを楽しんだり、海風を感じながら散策したり、充実した時間を過ごせる人気の観光スポットだ。
「みなとみらい」の美しい夜景も楽しめるので、デートスポットとしても高い人気を誇る。
この記事では、様々な魅力を持つ「横浜赤レンガ倉庫」の楽しみ方や周辺観光スポットなど、遊び尽くすために知っておきたい情報を網羅的に紹介しよう。
横浜赤レンガ倉庫ってどんなところ?
神奈川県横浜市に位置する「横浜赤レンガ倉庫」。
「横浜ランドマークタワー」や「よこはまコスモワールド」など、観光名所が凝縮されている「みなとみらい21」、通称「みなとみらい」と呼ばれるエリアにある。
エリアの中でもひときわ存在感を放つ「横浜赤レンガ倉庫」は、明治末期から大正初期にかけて造られた歴史的建造物だ。
建築当時の面影を残す2棟の倉庫の中は、カルチャーやショッピング・グルメを楽しめる商業施設になっている。
1号館にはダンスや演劇・美術などの芸術文化を楽しめるホール・スペースや、カフェ・横浜ならではのお土産を購入できるショップが入っている。
2号館にはフードコートやファッション・雑貨店をはじめ。様々なジャンルのショップが集結。
中央にある広場では、1年を通して様々なイベントが開催されている。
倉庫と隣接し海に面している「赤レンガパーク」では、港の心地良い風を感じながら散策できるため、ショッピングや食事を終えたら歩いてみよう。
目の前に海が広がり、「横浜ベイブリッジ」や「大さん橋」を一望できるはずだ。
夜になると建物がオレンジ色にライトアップされ、ロマンチックなシチュエーションになるため、カップルにもお勧めのスポットだ。
横浜赤レンガ倉庫の歴史
1859年に開港された「横浜港」。
当時船が着く岸壁すらなかった横浜に、海外との貿易を盛んにするための港が建設された。
輸入手続きが完了するまで、一時的に荷物を保管するためにつくられたのが「横浜赤レンガ倉庫」だ。
日本初の荷物用エレベーターやスプリンクラーなどを備えた、最新鋭の倉庫として活躍した。
震災や戦争を乗り越えてきたが、時代と共に倉庫としての必要性が低下し、港地区のシンボルとして静かに佇んでいた。
1983年に新港地区「みなとみらい21」の都市計画が始まり、「横浜赤レンガ倉庫」を中心に歴史と景観を活かした街となった。
カルチャー&ショッピングスポットとして「横浜赤レンガ倉庫」は蘇り、現在も魅力ある観光スポットとして親しまれている。
横浜赤レンガ倉庫へのアクセス
横浜観光の移動拠点でもある「JR横浜駅」から、「横浜赤レンガ倉庫」までのアクセスを紹介しよう。
「JR横浜駅」から「みなとみらい線」に乗車し、「日本大通り駅」で下車。「日本大通り駅」から徒歩6分で到着。
所要時間は約13分とアクセスは抜群だ。
横浜赤レンガ倉庫の入場料と営業時間
横浜赤レンガ倉庫の入場料は無料。
横浜赤レンガ倉庫自体の営業時間は、以下の表を参考にしてほしい。
施設内の店舗の営業時間は、店舗ごとに異なるため、気になる店舗があれば事前にチェックしておこう。
- 1号館
- 10:00〜19:00
- 2号館
- 11:00〜20:00
横浜赤レンガ倉庫を120%遊び尽くせる4つの楽しみ方
「横浜赤レンガ倉庫」には多様な魅力があるため、どうやって楽しむか迷ってしまうかもしれない。
ショッピングやグルメを楽しむだけの方も少なくないが、それではもったいない。
これから紹介する内容を参考に、「横浜赤レンガ倉庫」を遊び尽くしてほしい。
1. 横浜の魅力が詰まった場所でショッピングとグルメを楽しもう
「横浜赤レンガ倉庫」には、ファッションや雑貨・お土産・飲食店など約60店舗のショップが集結。
横浜発のこだわりの雑貨やアパレル、横浜みやげが並ぶお店でショッピングを楽しめる。
中華・洋食・韓国料理など様々なジャンルの飲食店も入っており、その時の気分に合わせたお店選びができるのも嬉しい。
気軽に利用できるフードコートだけでなく、デートで利用するのにピッタリなオシャレなカフェやレストランもあり、様々なシーンに対応してくれる。
クラフトチョコレートやバターサンドなど、話題のスイーツ店も見逃せない。
2. かつての面影を残すスポットで歴史に思いを馳せる
レトロでモダンな雰囲気を楽しめる「横浜赤レンガ倉庫」。
「横浜赤レンガ倉庫」に訪れたら、ショッピングやグルメだけでなく、倉庫として使われていた頃の面影を見つけるのも楽しみのひとつだ。
当時の最新技術が詰まった様々な設備が、今もなお大切に展示・保管されている。
どこかおしゃれな避雷針は改修工事で取り付けられたもの。
古い避雷針は、1号館1階の床下に展示中なので要チェックだ。
他にも日本最古の荷役用エレベーターや、非常用水栓(スプリンクラー)など、歴史を感じられる見どころが点在している。
3. 様々な魅力を持つイベントに参加してみよう
2棟の倉庫を繋ぐ広場では、様々なイベントが開催されている。
その中でも、横浜の冬を彩るイベント「アートリンクin横浜赤レンガ倉庫」は特に有名。
イベント期間中はイルミネーションで彩られたスケートリンクが設置され、入場料を払えばスケート靴やヘルメットをレンタルして滑走できる。家族やカップルでアイススケートを楽しんでみよう。
「横浜赤レンガ倉庫」はドイツの建築様式を一部取り入れた建造物であり、「横浜港」とドイツの「ハンブルク港」が姉妹港であることから、ドイツに縁のあるイベントも多い。
「オクトーバーフェスト」では、ドイツビールやフード、ドイツ楽団による生演奏などを、本場さながらの雰囲気で楽しめる。
クリスマスが近づくと例年開催される「クリスマスマーケット」では、幻想的な雰囲気の中で、高さ約10mのクリスマスツリーを眺めたり、クリスマスグッズの買い物を楽しめたりする。
タイミングがあえば、広場で行われる様々なイベントにも参加してみよう。
4. みなとみらいの美しい夜景を楽しむ
高層ビルが立ち並ぶ近代的な街並みに、異国情緒が溶け合う「みなとみらい」。
その夜景は人気が高く、夜景を見るためだけに「みなとみらい」へ訪れる人も多い。
「横浜赤レンガ倉庫」にも、美しい夜景を見られるスポットがある。
「赤レンガパーク」を散策しながら、横浜港に浮かぶ美しい「横浜ベイブリッジ」や「大さん橋」を眺めてみよう。
ライトアップされた「横浜赤レンガ倉庫」自体も美しく、昼間とは違った幻想的な雰囲気を醸し出す。
近くで「横浜赤レンガ倉庫」を眺めるのも良いが、お勧めは「大さん橋」から海越しに眺める「横浜赤レンガ倉庫」と「みなとみらい」。
地元の人々も足を運ぶほど美しい、「みなとみらい」の夜景を眺められる。
横浜赤レンガ倉庫周辺の観光スポット3選
「横浜赤レンガ倉庫」の周辺には、横浜で人気の観光スポットが集まっている。
これから紹介する観光スポットはいずれも、夜に美しい景観が見られるスポットなので、夜の「みなとみらい」を散策してみてはいかがだろうか。
1. 横浜港 大さん橋 国際客船ターミナル
世界各国のクルーズ船が寄港する客船ターミナル。
1階が駐車場、2階が出入国ロビーとホール、屋上に広場と送迎デッキがある。
屋上は波のうねりをイメージした形状、建物内部は柱のない抜け感のある造り。
送迎デッキから美しいみなとみらいの夜景を眺められるため、人気の夜景スポットとなっている。
2. よこはまコスモワールド
大観覧車やジェットコースターなどの迫力あふれる乗り物から、ゲームやお化け屋敷、VRや3Dによるヴァーチャル・リアリティが楽しめるアトラクション、子どもも楽しめるメリーゴーランドやキャラクターカーまでが揃った都市型立体遊園地。
3. 山下公園
横浜中華街から徒歩すぐの海沿いにある公園。関東大震災の瓦礫で海を埋め立てて1930年3月に開園した。
7.4ヘクタールの敷地に、広々とした遊歩道、花壇、噴水などがあり、横浜市民や観光客の憩いの場となっている。横浜港やランドマークタワーなどのビル群など横浜を代表する美しい景色が素晴らしく、日中はもちろん、夜景も人気。
係留されている「日本郵船氷川丸」は博物館船として公開されている。重要文化財にも指定されている歴史ある貨客船だ。
横浜赤レンガ倉庫に関するよくある質問
Q
横浜赤レンガ倉庫にはどんな施設が入っているの?
ショッピングやグルメ、芸術などを楽しめるさまざまな施設が揃っています。
Q
横浜赤レンガ倉庫は何時から何時まで入れる?
1号館の営業時間は10:00〜19:00。2号館の営業時間は11:00〜20:00です。
まとめ
ショッピングや美しい夜景など、魅力溢れる「横浜赤レンガ倉庫」の楽しみ方や周辺観光スポットを紹介してきた。
この記事を読めば、「横浜赤レンガ倉庫」を満喫できること間違いなしだ。
「みなとみらい」をはじめ、横浜にはまだまだ魅力的な観光スポットが多い。
どの観光スポットに行くか迷っている方は、横浜の観光スポットを厳選して紹介している、こちらの記事も参考にしてほしい。