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カッパ淵・常堅寺

常堅寺の境内の裏を流れる小川「カッパ淵」は、カッパが住んでいたという言い伝えが残る。

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常堅寺がある遠野は民話の里として知られており、「オシラサマ」や「カッパ伝説」、「ザシキワラシ」など『遠野物語(著者:柳田國男)』の舞台となった場所が市内に点在している。
カッパの話は数多く載せられているが、その舞台のひとつが「カッパ淵」だ。

常堅寺は延徳2(1490)年に開山した曹洞宗の寺で由緒ある古寺。この古寺の裏を流れる小川は「カッパ淵」と呼ばれ、かつて多くのカッパが住んでいて人々にいたずらをしたという言い伝えがある。淵は今でもうっそうとした雰囲気でカッパが住んでいてもおかしくない様相だ。淵のそばには乳神を祀った小さな祠があり、赤い布で乳をかたどった供え物をすると母乳の出がよくなるといわれている。

常堅寺の境内には一対の狛犬があるが、頭部に円形状のくぼみがあってそこに水が溜まるとカッパの皿のように見えることから、カッパ狛犬と呼ばれている。寺が火事になったときに、カッパが火消しを手伝ってくれたことから祀られるようになったともいわれている。

ポイント

  • 遠野市には数多くのカッパ伝説が残っているが、一番有名なスポットが「カッパ淵」。
  • 常堅寺では珍しいカッパ狛犬が見られる。
  • 「カッパ捕獲許可証」があり、カッパと一緒に遠野市観光協会に行くと1,000万円ゲット!
  • 「カッパ淵」から徒歩7分、遠野に伝わる昔話を見聞きできる施設「伝承園」がある。

写真

  • 今にもカッパが出てきそうな、うっそうとした雰囲気(© 岩手観光協会)

    今にもカッパが出てきそうな、うっそうとした雰囲気(© 岩手観光協会)

  • キュウリをエサにカッパの1本釣りが体験できる。カッパおじさんをお手本に(© 岩手観光協会)

    キュウリをエサにカッパの1本釣りが体験できる。カッパおじさんをお手本に(© 岩手観光協会)

  • 淵のそばには乳神が祀られたお堂がある(© 岩手観光協会)

    淵のそばには乳神が祀られたお堂がある(© 岩手観光協会)

口コミ

基本情報

日本語名称
カッパ淵・常堅寺
郵便番号
028-0555
住所
岩手県遠野市土淵町土淵7-50 (常堅寺)
電話
0198-62-1333(遠野市観光協会)
営業時間
散策自由
料金
無料
アクセス
1) JR「遠野」駅から早池峰バスで17分、「足洗川」下車、徒歩5分
2) JR「遠野」駅から早池峰バスで25分、「伝承園」下車、徒歩7分
公式サイト
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